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California sales tax to rise by 1 percent

今朝何気なくテレビのニュースを眺めていたら、この不況の中、カリフォルニア州の住民は、明日から更に高い売上税を支払うことになるなんてことを言っていて、「えっ?また上がるの?一体いつ決まったの、それ?」という感じでまさに寝耳に水の状態。ソノマ郡は9%、サンフランシスコは9.5%、サンマテオ郡とサンタクララ郡は9.25%、アラメダ郡が一番高くて9.75%とほとんど10%になるそうで、これはひどい。昨日ぐらいだったか、家内に「高い州の所得税やら売上税、ガソリン税まで支払っているのに道路がこんなにひどいのは、多分税金を払わない、あるいは不法滞在などで税金を払えない(払うと不法滞在・就労がばれる)人が多すぎるからじゃないのかねぇ」などとぼやいていた矢先だったので、なんか余計にがっくりという感じ。興味のある方は、こちらの記事をどうぞ。 単純に税率を上げる前に、何かもっとできることあるんじゃないの?というのが素朴な疑問。道路だけではなくて、最近は州の予算が緊縮していて学校やら警察やらで予算削減しまくっているので本当に何か変。前も書いたかも知れませんが、不景気になってレイオフが増えるとなぜか道路の渋滞がひどくなるんですよね。カリフォルニアの場合の特殊事情なんでしょうけど、本当にまともに実情を分析して、有効な対策を打って欲しいものです。 更新がめっきり減っていますが、仕事の方も少し落ち着いたので、これから少しブログでも書こうかなと思っていたら、毎年恒例の確定申告の締め切り4/15が迫っていることに気が付いたのでした。ということで税金の話ばかりですが、確定申告の方の作業も少ししないといけないので(多分期限延長届けを出すと思いますが、税額の見積もりは最低やって罰金を課金されるのだけは免れないといけないのです)、やっぱりまたしばらく更新が減ると思いますので、あらかじめ予告しておきます。では、今日はこの辺で。

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Airline is struggling

1日遅れで日曜日のWall Street Jounal Reportという番組を見ていたら、航空会社が燃料費の高騰で大変な状況だという話の中で破産した航空会社の一覧がテロップで表示され、去年の5月にSkybusという$10で乗れる航空会社登場というエントリで書いたSkybusも今年の4/6に倒産したそうです。やはりこのご時世で価格競争に自ら持って行こうとしたのはビジネス的には自殺行為であったわけですね。この状況を生き残れるとすれば、値上げしかないわけで、それには値上げしてもお客さんが何とか使ってくれる航空会社だけでしょうから、どの会社にとっても相当厳しいことだと思います。ユナイテッドとアメリカンが合併でもしないと全滅してしまうのではという気がしますが、どうなるんでしょう。 ガソリン代もとうとう1ガロン当たり$5が視野に入ってきました。ハイオクは既に$5を超えているスタンドもあります。私がアメリカに来た当時は、$1前後でしたから一気に4~5倍に跳ね上がったという感覚です。日本は元々高かったので、最近高くなったと言っても1.5倍から2倍の範囲なので、まだマシです。私自身も去年までは一月$100前後だったガソリン代が最近は$200前後になってしまいました。こうなってくるとさすがに無視できる値上がり幅ではありません。昔であればこれが$40~$50だったわけですから。ガソリンが安かったから都心部から少し離れた所に家を買って車で通うということも何とか可能だったのが、これだと、特に家族が多い場合は、そういう作戦は効かなくなってしまいます。で、ますます郊外の家は売れなくなって都心部に人口が集中するという日本と同じようなジレンマに陥っていくことが危惧されますが、しばらくはこの傾向は続きそうです。1ガロン$5は、少し前の日本のガソリン代の水準に近いですから、アメリカ人の生活様式もかなり変わることが予想されますが、国土が広いだけに簡単に鉄道でつなぐことも難しいし、確固たる代替エネルギーが開発されるまでは、厳しい時期が続くと思います。

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Jinsho in Palo Alto

約1週間遅れかつ食べ物の話が続いてちょっとアレですが、先週試した陣匠というパロアルトのCalifornia Ave.に最近開店したお店のことを化石化する前にアップしておきます。この店は、ニューヨークで大人気らしい「Nobu」というグルメ嗜好の日本食レストランのスタッフだった人達がやっている本格派のお店という触れ込みで、先日のベイスポのグルメ倶楽部の記事で、「だしのしっかりきいた味噌汁がおいしく」なんて書いてあり、お昼時には、Prefixという2品選択+ご飯と味噌汁+小デザートというセットが$16でお得とか書いてあったので、一度は行ってみなくてはということでちょっと昼としては高めと思いつつ、万が一人気が出たらもっと高くなるかも知れんと思い、他の人のレビュー等が多く載る前に少し早めに試した方がいいと思い訪れてみたわけです。 で、頼んでみたのはPrefix(マグロの刺身サラダ+天ぷらを選択)と寿司セット(これも$16)です。下はその写真。この日の小デザートはパンナコッタでした。 結論から言うと「結構おいしい」が「味噌汁は全然ダメ」です。まぐろのサラダは◎、天ぷらも◎(カラッと揚がり、天つゆは少しだし不足ながらまあ合格点)、すしもネタは新鮮で、平均よりはずっと上(でも、最高とまでは行かない)、わさびは普通のねりわさびですが、まあ$16だからそれは良しとしましょう。 問題はベイスポの記事にだまされた味噌汁です。だしがまったくかほとんど入っていない典型的なだめアメリカン味噌汁(本当に味噌をお湯でうすめた文字通りの味噌汁)でした。これは、パロアルト付近の客を馬鹿にしていますね。ニューヨークの「Nobu」もこんなものだとしたら笑っちゃいますね。最近のベイエリアの舌が肥えた客、特にこういう店に好んで来る客は、味噌汁のだしの味ぐらいはわかりますから、この程度でごまかそうというのでは、値段帯を考えれば長続きはしないでしょう。 味噌汁がいつもこんな程度かは不明ですが、味噌汁以外は確かに割といい味を出しているので改善が望まれます。 私が行った時間帯は火曜日の丁度お昼ごろでしたが、客はまばらで大して混んでもいないのに、サービスの手際はあまり良くなく、これも改善が望まれます。 まあ、まだ開店したばかりであることを考えると、今後に期待はできそうな感じではあります。てりやきチキンには、鶏肉などもペタルマ産有機地鶏使用と書いてありましたし、材料にも気は遣っているようなので、またしばらくして機会があれば試してみたいと思います。

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Too Hot !

今週はベイエリアは猛暑に見舞われています。昨日ぐらいから今日がとりあえずのピークのようで、いつもはどちらかというと涼しい方のメンロパークでも今日の昼は華氏で100度付近(摂氏で38度)に達しました。明日は、メンロパーク付近は予想は90度(摂氏32度)ぐらいですが、サンタローザは再度100度を超える模様です。 あんまり暑いので散歩がてらメンロパークダウンタウンへ歩いて行って、Nak’s Supermarket(非常に小さい日系スーパーで、日本とオランダのものが所狭しと、でも小ぎれいに整理整頓されている奇特なお店)を久々に覗いてみると、文明堂のどら焼きがおいてあるじゃありませんか。「輸入品ですよね?」と聞くと(店主のおじさんは日本人)、「ハワイからです。ハワイに文明堂の工場があるんです。」とのことで、週に1回(木曜日だったかな、暑くて失念)届くそうです。懐かしかったのと、冷凍モノではないので、サンノゼのクローバー(サンノゼにある日本人経営のパン屋さん)のコロッケサンドとひとつずつ購入してしまいました。ばら売りで一つだけでも販売してくれる所が良心的です。昔懐かしい文明堂の三笠山の印字の上の方には英語で「MIKASAYAMA」、”Red Bean Jam Pancake Sandwitch”と書いてあるところがハワイ版です。ハワイだと日系が多いのでちゃんと商売が成立しているんでしょうね。他愛ないものですが、やはりこちらで製造したものは冷凍→空輸→解凍のプロセスをふまないので、おいしいです。 超マイナーな話題になってしまいましたが、メンロパークダウンタウンの穴場中の穴場ということで、軽く紹介するにとどめます。 それにしても暑いです。これを書いている夜10時現在の時点でもまだ80度(摂氏26度付近)ぐらいあります。

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JPY 200,000 for Miyazaki Mango

ベイエリアで配布される無料情報誌 ベイスポを見ていたら、何と宮崎のマンゴーが20万円で競り落とされたとか書いてあってびっくりしました。ベイスポにはオンライン版がないので、Googleで検索してみると、宮崎日日新聞にもありました。どうも2週間程前の出来事のようですが、2個で20万円とは大変な人気ですね。 過去最高値の20万円 完熟マンゴー「太陽のタマゴ」初競り 実は、このマンゴーは、私が宮崎にいた時、かれこれ13~14年前になるでしょうか、西都の農家が栽培に成功したとかで宮崎空港等で高級果物として店頭販売をし始めていたのを覚えておりまして、その当時でも2個で5000円という値段でとても庶民には手の届かない代物でした。でもその頃はまだ知名度も低く、もちろん「太陽のたまご」なんて名前もなく、宣伝も兼ねて店頭試食が空港では常時行われていて、その試食を食べるだけで幸せな気分になるほど美味しいものでした。私もお中元やお歳暮で贈答品として贈ったことはありましたが、自分ではまるごとを食べたことはありませんでした。 アメリカに来てからは、マンゴーはウソのように安い値段で手に入り、種類は少し違うと思いますが、似たような品種のものがメキシコ産で1個1ドル前後で食べられることを知り、宮崎のあの値段は何だったのだろうと思い返してみたものでした。安売りの時などは有機栽培のものが1個50セント ぐらいになることもあるので、それを10個ぐらい買って、ハズレ品を選別して食べても宮崎の値段の10分の1にもならないし、経済的にはまったく割りに合わない値段だったなと今でも旨いマンゴーに当たる度に、変に満悦したりしていました。でも、2個5000円は今の値段と比べるとまだ大バーゲンということですね。楽天市場なんかでも2個2万円ぐらいからスタートなんですね、知りませんでした。何でも有名になると大変な値段がつくものですが、これでこちらでマンゴーを食べる時は、更に満足度が高まりそうな気分です(笑)。今では、宮崎に住んでいてもまともな値段では食べられないんでしょう、きっと。地元経済の活性化にはいいんでしょうけど、地の利というか、そこに住んでいることで得られることが結局は減り、住人が豊かさを実感できなくなってしまうことがないように願いたいものです。例えば、観光客が増えたためにラーメン屋に気軽に行ってもなかなか食べられなくなってしまったとかいうようなことが発生しているとかあると、ちょっと魅力半減ですよね。まあ、東国原知事のおかげでこんなに宮崎の知名度が上がってすごいなと思っていたのですが、生活実感として豊かさを失わないようにしつつ、地域経済を活性化するのは難しいのかもなぁとか、マンゴー20万円で考えてしまいました。

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Hot like Summer

ベイエリアは、昨日から急に暑くなって今日は、華氏80度を超える真夏並の暑さでした。 明日から通常の春の気候に戻るようです。今年の夏は、夏らしい夏であることを願ってます。ここ数年、何だかパッとしない夏の天気だったので。

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Biersch to test latest concept in Sebastopol

Gordon Bierschと言えば、アメリカのマイクロブルワリーの草分けとして有名ですが、現在ソノマ在住の創始者の一人がSebastopol Brewing Co. というのを購入して、ヨーロッパスタイルのタバーンをそこへ開店するというニュースを目にしました。 Biersch to test latest concept in Sebastopol で、Sebastopol Brewing Co.のある建物は、歴史的建造物でまあまあ風情はあるのですが、何しろ立地が悪く、セバストポルのダウンタウンから外れた場所にある上、車で通るとしても、道路と敷地の角度が悪く看板等が非常に見えにくい場所にあるんです。私がサンタローザに越してきてから、この5年間に、3回か4回転売されています。つまり、非常に飲食店業を経営するのには最も難しい場所なんです。セバストポルは人口7千人程度の小さな町ですから、レストラン業にとっては、観光客も取り入れないと経営が難しいのですが、その観光客にとって見つけるのが至難の業と言っても過言でない場所にあるわけです。 Gordon Bierschというアメリカでは新しいコンセプトの店を立ち上げ、普及にまで持っていった人達が、この難しい立地にどんな斬新なアイデアを以って取り組むのかに注目したいと思います。開店は来年に入ってからだそうですので、実際に開店しましたらレポートしたいと思います。私はアルコールは飲まないので、ビールの味やらワインの味やらに関してはほぼ素人ですが、大体、うまいと言われるビールやワインを造っている所が経営しているレストランは、料理にも外れが少ないというのが私の経験上の知恵なので、この(アメリカでは多分最初となる)新しいコンセプトの店に期待したいと思います。

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今さら知った英語表現 – 8

下記の記事は、まだまだこれからアメリカ、カリフォルニアの経済は厳しいという話なんです。 Grim forecast for economy, housing これを題材に一つエントリを書こうかと思って読んでいたところ、下記の表現に遭遇。 The mortgage industry was “making money hand over fist,” he said, and they relaxed lending standards when prices got too high or qualified borrowers became too scarce. “making money hand over fist”というのは正確にはどういう意味なのだろうと思って調べると「荒稼ぎをする、ぼろもうけをする」ということであることが判明。そういう表現があったのかと、また今さらながらに感心したので、予定を変更して「今さら知った英語表現」シリーズにしました。例文などはアルクの英辞郎 on … Continue reading

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日本では新聞が「必要」92%?

下記の記事をネット版の読売で読んで、あまりにもの感覚の乖離にちょっと驚いたので、コメントです。下記に全文を引用します。 新聞が「必要」92%、「信頼」は87%…読売世論調査 読売新聞社が実施した全国世論調査(面接方式)で、情報や知識を得るために「新聞が必要」と考える人が「どちらかといえば」を合わせて92%に上った。 新聞報道に対する信頼度については、「大いに」「だいたい」を合わせた「信頼できる」は87%だった。 インターネットなど新たな情報収集手段が広がる中でも、国民の大半が信頼できるメディアとして新聞の役割を極めて重視していた。 調査は、第60回新聞週間(15日~21日)を前に、今月6、7日に実施した。 新聞報道が国民の人権やプライバシーを侵さないように気を配っているかどうかでも、「気を配っている」が73%に上り、高く評価された。テレビについては、「気を配っている」は46%だった。 新聞を活用した授業の教育的効果を聞いたところ、63%が「世の中の出来事に関心を持つようになる」と回答した。次いで「活字に親しむようになる」(51%)、「ニュースを読んだり見たりする習慣ができる」(45%)の順だった。 アメリカでは、元々、国土が広いこともあり、全国紙はUSA Todayしかなく、地域情報等は、各地の新聞にしか掲載されません。普通の人は、その地域毎の主要な新聞を読むのが普通です(例えばベイエリアだと、サンノゼマーキュリー、サンフランシスコクロニクル、コントラコスタタイムズ、等と細かく分かれています)。日本のように全国紙がいくつもあって、それらが似たような記事を掲載しているような状況ではありません。しかも、最近ではネットの発展により、紙媒体で新聞を購読する人はすごい勢いで減少傾向にあり、既存の新聞各社は存亡の危機に立たされています。元々、アメリカの新聞の購読料は、日本と比べるとタダのような値段で、例えば私は、まだPress Democratの紙版も土日だけ購読してはいますが、12週間でたったの約$24という価格(月約$10)です。これを毎日にしても少し高くなるだけでほとんど変わりません。最近来たSF Chronicleの新規購読スペシャルでは、26週間でたったの$20で、しかもスターバックスの$10券も付いてくるという始末です。この値段では、明らかに配送費用さえまかなえるかどうかの値段です。なぜこんな値段でビジネスが成り立っていたのかと言えば、その答えは広告収入です。私がアメリカに来たときに驚いたのは新聞の厚みでした。で、その厚みの大半は広告でした。つまり新聞社は広告収入が主要財源で、購読者が多ければ多いほど広告主から高い広告料を徴収できるので、ただで配ってでも購読者数を増やしたかったわけです。ところがそのビジネスモデルがそっくりそのままインターネットの新企業に取って代られたため、新聞社は広告収入が激減したのに、購読料を上げることもできず存亡の危機に立たされてしまったというわけです。 日本では、おそらく広告収入の占める割合はずっと低く、購読料が収入の柱になっているのがまだ新聞各社が危機に立たされていない状況を作り出しているのだと思いますが、なぜ人々が高い購読料を払って新聞をとるのかは、文化というか、習慣というかそういうものなのでしょうか。それともこの記事は、新聞社が実施したアンケートだからこういう結果で、実態は既に違う状態なのでしょうか。この辺の感覚は日本に住んでいないとわかりませんが、なんかアメリカで起きていることに対してあまりにも大きいギャップに驚いてしまいました。もし、これが本当に実態に比較的近いのであれば、日本の情報流通形態はかなり遅れているのではないでしょうか。新聞社が存続するべきかどうかは別として、未だに主要な情報源が紙媒体というのでは、ちょっと不安ですよね。あ、でも上の記事には、紙媒体で必要とは書いてませんね。でも、対比としてインターネットを挙げているから「新聞」という言葉は、紙媒体を指しているように受け取れますが、どうなんでょう。

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Very Cold for September in Bay Area

今日は、ベイエリアの9月下旬にしては大変寒い華氏68度~70度付近の金曜日でした。これは、冬の気温にやや近いです。 さすがにこのままというわけではなく、明日からは通常の華氏80度台に戻るようですので、特異点であると思いますが、異常気象がこの数年続いてます。

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