Tag Archives: 経済

Rebate Check, Citibank and 7-Eleven ATM

3ヶ月ぐらい前にm9400tのメモリをフルの8GBにするためにCorsairの4GBパック(TWIN2X4096-6400C5)を購入しました。Fry’sの新聞広告を見ていると(ちなみにこちらはオンラインのSan Jose Mercuryの広告欄が見えます)、$25のMail-in-Rebateで、なぜかfrys.comから予約すると新聞広告の価格よりも更に安い$39.99で買えることを発見して、即購入手続きしました。最終価格は、税込みでも$18ぐらいなので、これはどう考えても「買い」ですよね。その後、更に別のセールで4GBのメモリを$50ぐらいで買い足して、合計約$70で8GBにしてあります(最初にささっていた4本の1GBRAMを売ればもっと経済的になりますが、面倒でまだそこまでやっていません)。VMとかを動作させるとあっという間に8GBは使ってしまいます。私が中学時代に初めて手にしたPET2001という機械のメモリは8KBでしたから、約30年で約100万倍という増え方ですね。時代は変わるものです。 で、そのときに請求したリベートの小切手がようやく送られてきました。アメリカでは、こういった現金のやりとりに小切手を使うわけですが、面倒なのは受取人側です。通常は、自分の口座がある銀行の支店に行かなければ入金できません(銀行によっては郵送で入金受付するところもありますが、いずれにせよ現金として引き出せるまでの期間が非常に長くなります)。ATMで人を介さずに入金することは可能ですが、自分の口座のある銀行のATMでなければなりませんし、小切手と一緒に入れる入金票(デポジット・スリップ)みたいなものを記入したりする必要があったり結構面倒です。日本のように現金振込みが簡単にできないので(あるにはありますが、特殊な場合しか使われないので、手数料が一回$25とか異常に高い)、小額の送金には、小切手ということになります。受取人は送金者に銀行口座の情報を知らせる必要がないのでセキュリティ的には、少し安全なわけですが、とにかく換金手続きさえ機械化できればもっと便利なのにねぇといつも思っていました。こういったことはおそらくネットでクレジットカード決済が一般化した昨今では、みんなが感じていることなのでしょう、最近では振込みほど早くはないもののEFT(Electric Fund Transfer)という電子振替(元々小切手の決済に使っていた仕組み)を一般にも開放するようにはなってきました。相手が信頼できて、この方式に対応している場合(例えば米国政府の税務署等)は、こちらを使えるわけですが、そうでない場合も結構あって(今回のリベートよのようなケース)、まだまだ小切手をなくすわけにはいかない状況です。もちろん、会社の給与振込みみたいなものも、よほど小さい会社や契約社員でない限り、ほとんどは電子振替です。電子振替の場合は決済期間は数日程度です。 というような状況下で、シティバンクがセブンイレブンと提携してセブンイレブンのATMから小切手の入金が可能になるサービスを開始してくれました。早速今回のリベート小切手で試してみました。現時点では、すべてのATMで対応しているわけではないので、先にciti.comで対応ATMを設置してあるセブンイレブンを検索してから行く必要があります。対応ATMの設置店に行ってみると小切手のリーダーがついている機械が入り口付近に置いてあり、すぐにわかりました。シティバンクのATMでは、小切手を入金票と一緒に封筒に入れてそれを読み込ませるという手順ですが、この新ATMの場合、小切手を直接リーダーに通すことでイメージ処理をコンピュータが行い、小切手の下部に印刷されている振出者の口座情報を認識する仕掛けになっているようです。金額部分は手書きの場合もあるので、自動認識には対応していないようで、入金者が手で入力しないといけないのは今までと同様、後で確認を行うようです。入金手続きが終わるとレシートが発行され、そこに読み取った小切手の画像が印刷されていて、これは今までよりもいいですね。 ということで、ある面非常に便利な小切手ですが、やっとその不便さも少しずつ改善され始めたのは喜ばしいことです。

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California sales tax to rise by 1 percent

今朝何気なくテレビのニュースを眺めていたら、この不況の中、カリフォルニア州の住民は、明日から更に高い売上税を支払うことになるなんてことを言っていて、「えっ?また上がるの?一体いつ決まったの、それ?」という感じでまさに寝耳に水の状態。ソノマ郡は9%、サンフランシスコは9.5%、サンマテオ郡とサンタクララ郡は9.25%、アラメダ郡が一番高くて9.75%とほとんど10%になるそうで、これはひどい。昨日ぐらいだったか、家内に「高い州の所得税やら売上税、ガソリン税まで支払っているのに道路がこんなにひどいのは、多分税金を払わない、あるいは不法滞在などで税金を払えない(払うと不法滞在・就労がばれる)人が多すぎるからじゃないのかねぇ」などとぼやいていた矢先だったので、なんか余計にがっくりという感じ。興味のある方は、こちらの記事をどうぞ。 単純に税率を上げる前に、何かもっとできることあるんじゃないの?というのが素朴な疑問。道路だけではなくて、最近は州の予算が緊縮していて学校やら警察やらで予算削減しまくっているので本当に何か変。前も書いたかも知れませんが、不景気になってレイオフが増えるとなぜか道路の渋滞がひどくなるんですよね。カリフォルニアの場合の特殊事情なんでしょうけど、本当にまともに実情を分析して、有効な対策を打って欲しいものです。 更新がめっきり減っていますが、仕事の方も少し落ち着いたので、これから少しブログでも書こうかなと思っていたら、毎年恒例の確定申告の締め切り4/15が迫っていることに気が付いたのでした。ということで税金の話ばかりですが、確定申告の方の作業も少ししないといけないので(多分期限延長届けを出すと思いますが、税額の見積もりは最低やって罰金を課金されるのだけは免れないといけないのです)、やっぱりまたしばらく更新が減ると思いますので、あらかじめ予告しておきます。では、今日はこの辺で。

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JPY 200,000 for Miyazaki Mango

ベイエリアで配布される無料情報誌 ベイスポを見ていたら、何と宮崎のマンゴーが20万円で競り落とされたとか書いてあってびっくりしました。ベイスポにはオンライン版がないので、Googleで検索してみると、宮崎日日新聞にもありました。どうも2週間程前の出来事のようですが、2個で20万円とは大変な人気ですね。 過去最高値の20万円 完熟マンゴー「太陽のタマゴ」初競り 実は、このマンゴーは、私が宮崎にいた時、かれこれ13~14年前になるでしょうか、西都の農家が栽培に成功したとかで宮崎空港等で高級果物として店頭販売をし始めていたのを覚えておりまして、その当時でも2個で5000円という値段でとても庶民には手の届かない代物でした。でもその頃はまだ知名度も低く、もちろん「太陽のたまご」なんて名前もなく、宣伝も兼ねて店頭試食が空港では常時行われていて、その試食を食べるだけで幸せな気分になるほど美味しいものでした。私もお中元やお歳暮で贈答品として贈ったことはありましたが、自分ではまるごとを食べたことはありませんでした。 アメリカに来てからは、マンゴーはウソのように安い値段で手に入り、種類は少し違うと思いますが、似たような品種のものがメキシコ産で1個1ドル前後で食べられることを知り、宮崎のあの値段は何だったのだろうと思い返してみたものでした。安売りの時などは有機栽培のものが1個50セント ぐらいになることもあるので、それを10個ぐらい買って、ハズレ品を選別して食べても宮崎の値段の10分の1にもならないし、経済的にはまったく割りに合わない値段だったなと今でも旨いマンゴーに当たる度に、変に満悦したりしていました。でも、2個5000円は今の値段と比べるとまだ大バーゲンということですね。楽天市場なんかでも2個2万円ぐらいからスタートなんですね、知りませんでした。何でも有名になると大変な値段がつくものですが、これでこちらでマンゴーを食べる時は、更に満足度が高まりそうな気分です(笑)。今では、宮崎に住んでいてもまともな値段では食べられないんでしょう、きっと。地元経済の活性化にはいいんでしょうけど、地の利というか、そこに住んでいることで得られることが結局は減り、住人が豊かさを実感できなくなってしまうことがないように願いたいものです。例えば、観光客が増えたためにラーメン屋に気軽に行ってもなかなか食べられなくなってしまったとかいうようなことが発生しているとかあると、ちょっと魅力半減ですよね。まあ、東国原知事のおかげでこんなに宮崎の知名度が上がってすごいなと思っていたのですが、生活実感として豊かさを失わないようにしつつ、地域経済を活性化するのは難しいのかもなぁとか、マンゴー20万円で考えてしまいました。

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Hard winter for honeybees

去年の2月頃、背中を痛めた時にプロポリスに助けられたのですが、そのプロポリスを製造してくれる蜜蜂にとっては、(少なくとも北米地域で)何か異変が起きているようで、蜂が原因不明のまま大量に死んでしまい、養蜂農家が沢山いるサンタローザでも頭が痛いようです。詳しくは下記のPress Democratの記事をお読みください。 Hard winter for honeybees 色々と説はあるようですが、はっきりしたことはわからないようです。ひどい農家では、半分以上どころか、ほとんどの巣箱がだめになってしまったらしいので、プロポリスや蜂蜜が取れないのはもちろん問題なのですが、上記の記事に書いてあるようにもっと問題なのは、蜂がいなくなることで受粉されないために実らない農作物が大量に発生する可能性が高いことなんです(記事中では総額で最大$18Bにも及ぶ農作物に影響があると書いてあります)。ただでさえ、色々と物価が上昇しているのに、これでさらに不作が重なると更にインフレ圧力が高まってしまう可能性が出てきてしまいました。 とにかくこれは一時的な事象で今年限りであって欲しいです。

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Recent Economic View for Sonoma County

サンタローザのあるソノマ郡のローカル経済の見通しについての記事がPress Democratに掲載されていました。下記は、2/9 付けの記事です。 ‘Mild’ local recession predicted これによると、若干の景気後退は予想されるものの中長期的には成長を続けるだろうという見通しのようです。これは、私の個人的感覚と合っていて、前にも書きましたが人の増加度合いの感覚からしてどう見ても地域は成長しているようにしか見えないのですが、政府等の発表する統計値とは、どうも食い違って見えるわけです。で、少し前の記事ですが、ハイウェイ101(カリフォルニアの南北を走る幹線道路)のサンタローザ付近の幅を拡大するプロジェクトが進行中という話が下記に載っています。 101: The next phase 大体、人口が増加していないのであれば、道路を広げる必要はないわけですが、実際は渋滞がひどくなる一方なので、こういうプロジェクトが次々と予定されているわけです。 というわけで、サンタローザ近辺の景気が早く後退ムードを抜けてくれることを願っています。

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