Category Archives: ビジネス

Amazon Cloud Drive Storage

アマゾンでクラウドドライブストレージというサービスが開始され、とりあえず5GBは無料で使えるというのは知っていたのですが、今ならMP3アルバムを購入すると20GBのプランへ無料でアップグレードしてくれ、しかもアルバムの最低価格が99セントからあるという話を聞いて速攻で試してみました。 購入してみたのはThe 99 Most Essential Relaxing Classicsというアルバムです。99セントだから何も考えずに買ってみたところ、確かにクラウドドライブの容量は20GBになっていました。が、有効期限が1年だけ。期限後は、年間$20という値段に設定されていて、「なぁーんだ、ずっとタダじゃないの」というオチ付き。 で、年間$20は高いか安いかという話になるのですが、ざっと調べてみると今日現在(2011年4月10日)で DropBox 2GBは無料、50GBは毎月$9.99(年間約$120) Carboniteは無制限で年間$55 Trend Microが現在キャンペーン価格でSafe Syncの20GBプランが年間$19.95 というような感じになっているので、価格的には、安めに設定してあるようです。あとは用途とかライセンス形態(クライアント数とか、使用用途とか)も異なるので単純比較はできませんね。とりあえず、Androidの電話機でどの程度使えそうか試してみようと思います。ついでに汎用のバックアップにも使えるのだろうか。少し調べてみないといけません。

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Ordered AT&T U-Verse, but…

現在、私はサンタローザの自宅では、下り6Mbps、上り768KbpsのDSLを使っていますが、かれこれ2年ぐらい前からAT&TのU-Verseサービスが利用可能になっていました(その話は以前もどこかで書いたと思うのですが)。U-Verseだとテレビの配信をIPを使用して行うので、かなりの大域幅が必要になるため結果としてインターネットサービスも高速になるようです。 話は少し前になりますが、2週間程前に突然自宅のケーブルTVの35チャンネル以上(ESPNとかDisneyとかがあるのですが)が砂嵐になる現象に見舞われました。今までもそういうことは少数のチャンネルでたまに起きていて、1時間も経てば復旧するような状態だったのでしばらく放っておきました。というのもその現象に最初に気づいた時は、レドウッドシティのアパートでSlingbox経由で見ていたので、その時は、Slingboxがいかれたのかなと思ったのです。何せ、過去数ヶ月リブートなしで動作していたので、さすがにどこかおかしくなったのかもなと思ったのでした。しかし、2日経っても一向に復旧しないし、Slingboxの設定をいじり直しても駄目でした。そこで、自宅のデスクトップにリモートで接続してそこのTVチューナーをチェックしてみるとやはりダウンしていることが確認できたので、これはSlingboxのせいではなく、Comcast側の問題であることがほぼ確実になりました。で、電話してみるとしゃあしゃあとデジタルに切り替わったので、映らなくなったというではありませんか。「えっ?#%&@」と一瞬言葉を失いながらも詳しく聞いてみると米国では地上波のデジタル化が6/12に開始されたのですが(さすがにこれは私も知っていましたが)、ケーブルのユーザは影響を受けないと言われていたので、私は安心してアナログのままでいたのでした。しかし、事実はそうではなく、地上波がデジタルに切り替わった時点で順次アナログのケーブル配信もデジタルに移行するということらしかったのです。で、さらによーく聞いてみるとデジタル信号をアナログ信号に変換するボックスを無料で一家庭あたり2台まで貸与してくれるということになっているらしく、それをこの前の土曜日に入手してようやっとテレビが復旧したのでした。今はテニスのUSオープンの真っ最中だったので、とにかく復旧優先でそういう方向で解決しておきました。話がそれますが、今年はUSオープンのライブ中継をインターネット上で無料で視聴可能にしてくれています(usopen.org)。多分北米ユーザのみかと思いますが、結構な画質で配信してくれていて、Picture in Pictureもできるし、試合中の統計データ(エースの数とかエラーの数等)もリアルタイムで参照でき、結構いいです。欠点はESPNとかだと解説がマッケンローとかなのに対して、なんかよく知らないアナウンサーで、どちらかの選手の肩を持つような実況が入るだけで、その部分はやはりかなり落ちます。スポーツ中継というのは、いい選手がいいプレーをして、それを正当に評価・解説できるアナウンサーや解説者がついて完全なエンターテインメントになるのだなと改めて感じました。 話を元に戻します。しかし、Comcastのサービスの悪さ(対応が悪いだけでなく、どうも嘘八百という感じの悪さ)に辟易していたので、この機会にAT&Tに乗り換えようかという気になり、早速ウェブでチェックしてみると丁度$250のcash backキャンペーンをやっているではないですか。ここで意を決して注文を出しました。注文したのはU200(200チャンネルとDVR1台付、テレビ2台用)とMAX(下り12Mbps上り1.5Mbpsで今のDSLの約2倍程度の速度)のセットで毎月約$120というものです。今は、ケーブルに$67、DSLに$65で約$130ですので、出て行く金はあまり変わりませんが、内容は少しよくなるハズということで踏み切りました。 ところが、今度は現在使用しているDSLのプロバイダがAT&Tではない別のプロバイダであるために、そちらを完全に切断しないとインストールの日も決められないとぬかすのです。そこまで行くまでにももう少し長い道のりがあったのですが、その辺はもう書くのも面倒なので割愛します。まあComcastもAT&Tもどちらも似たような殿様商売に近いので、あまり頭に来ても埒があかないので、適当な所であきらめるしかないのが悲しいところですが、まあしょうがないかなと。そういうのもあって$250キャッシュバックとかやらないと誰もやりたがらないというのが実情なのでしょう。仕方がないので、自宅にいない日に切断させて、その後すぐに電話することで何とかダウンの影響を最小限に食い止めようと試みています。今の作戦的には、来週の水曜日に切断、金曜か土曜にインストールをしてもらうという作戦です。すでに切断の手配は完了しました。後は、少し賭けみたいになりますが、どうなることやら。後の顛末は、また書きます。

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Rebate Check, Citibank and 7-Eleven ATM

3ヶ月ぐらい前にm9400tのメモリをフルの8GBにするためにCorsairの4GBパック(TWIN2X4096-6400C5)を購入しました。Fry’sの新聞広告を見ていると(ちなみにこちらはオンラインのSan Jose Mercuryの広告欄が見えます)、$25のMail-in-Rebateで、なぜかfrys.comから予約すると新聞広告の価格よりも更に安い$39.99で買えることを発見して、即購入手続きしました。最終価格は、税込みでも$18ぐらいなので、これはどう考えても「買い」ですよね。その後、更に別のセールで4GBのメモリを$50ぐらいで買い足して、合計約$70で8GBにしてあります(最初にささっていた4本の1GBRAMを売ればもっと経済的になりますが、面倒でまだそこまでやっていません)。VMとかを動作させるとあっという間に8GBは使ってしまいます。私が中学時代に初めて手にしたPET2001という機械のメモリは8KBでしたから、約30年で約100万倍という増え方ですね。時代は変わるものです。 で、そのときに請求したリベートの小切手がようやく送られてきました。アメリカでは、こういった現金のやりとりに小切手を使うわけですが、面倒なのは受取人側です。通常は、自分の口座がある銀行の支店に行かなければ入金できません(銀行によっては郵送で入金受付するところもありますが、いずれにせよ現金として引き出せるまでの期間が非常に長くなります)。ATMで人を介さずに入金することは可能ですが、自分の口座のある銀行のATMでなければなりませんし、小切手と一緒に入れる入金票(デポジット・スリップ)みたいなものを記入したりする必要があったり結構面倒です。日本のように現金振込みが簡単にできないので(あるにはありますが、特殊な場合しか使われないので、手数料が一回$25とか異常に高い)、小額の送金には、小切手ということになります。受取人は送金者に銀行口座の情報を知らせる必要がないのでセキュリティ的には、少し安全なわけですが、とにかく換金手続きさえ機械化できればもっと便利なのにねぇといつも思っていました。こういったことはおそらくネットでクレジットカード決済が一般化した昨今では、みんなが感じていることなのでしょう、最近では振込みほど早くはないもののEFT(Electric Fund Transfer)という電子振替(元々小切手の決済に使っていた仕組み)を一般にも開放するようにはなってきました。相手が信頼できて、この方式に対応している場合(例えば米国政府の税務署等)は、こちらを使えるわけですが、そうでない場合も結構あって(今回のリベートよのようなケース)、まだまだ小切手をなくすわけにはいかない状況です。もちろん、会社の給与振込みみたいなものも、よほど小さい会社や契約社員でない限り、ほとんどは電子振替です。電子振替の場合は決済期間は数日程度です。 というような状況下で、シティバンクがセブンイレブンと提携してセブンイレブンのATMから小切手の入金が可能になるサービスを開始してくれました。早速今回のリベート小切手で試してみました。現時点では、すべてのATMで対応しているわけではないので、先にciti.comで対応ATMを設置してあるセブンイレブンを検索してから行く必要があります。対応ATMの設置店に行ってみると小切手のリーダーがついている機械が入り口付近に置いてあり、すぐにわかりました。シティバンクのATMでは、小切手を入金票と一緒に封筒に入れてそれを読み込ませるという手順ですが、この新ATMの場合、小切手を直接リーダーに通すことでイメージ処理をコンピュータが行い、小切手の下部に印刷されている振出者の口座情報を認識する仕掛けになっているようです。金額部分は手書きの場合もあるので、自動認識には対応していないようで、入金者が手で入力しないといけないのは今までと同様、後で確認を行うようです。入金手続きが終わるとレシートが発行され、そこに読み取った小切手の画像が印刷されていて、これは今までよりもいいですね。 ということで、ある面非常に便利な小切手ですが、やっとその不便さも少しずつ改善され始めたのは喜ばしいことです。

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Airline is struggling

1日遅れで日曜日のWall Street Jounal Reportという番組を見ていたら、航空会社が燃料費の高騰で大変な状況だという話の中で破産した航空会社の一覧がテロップで表示され、去年の5月にSkybusという$10で乗れる航空会社登場というエントリで書いたSkybusも今年の4/6に倒産したそうです。やはりこのご時世で価格競争に自ら持って行こうとしたのはビジネス的には自殺行為であったわけですね。この状況を生き残れるとすれば、値上げしかないわけで、それには値上げしてもお客さんが何とか使ってくれる航空会社だけでしょうから、どの会社にとっても相当厳しいことだと思います。ユナイテッドとアメリカンが合併でもしないと全滅してしまうのではという気がしますが、どうなるんでしょう。 ガソリン代もとうとう1ガロン当たり$5が視野に入ってきました。ハイオクは既に$5を超えているスタンドもあります。私がアメリカに来た当時は、$1前後でしたから一気に4~5倍に跳ね上がったという感覚です。日本は元々高かったので、最近高くなったと言っても1.5倍から2倍の範囲なので、まだマシです。私自身も去年までは一月$100前後だったガソリン代が最近は$200前後になってしまいました。こうなってくるとさすがに無視できる値上がり幅ではありません。昔であればこれが$40~$50だったわけですから。ガソリンが安かったから都心部から少し離れた所に家を買って車で通うということも何とか可能だったのが、これだと、特に家族が多い場合は、そういう作戦は効かなくなってしまいます。で、ますます郊外の家は売れなくなって都心部に人口が集中するという日本と同じようなジレンマに陥っていくことが危惧されますが、しばらくはこの傾向は続きそうです。1ガロン$5は、少し前の日本のガソリン代の水準に近いですから、アメリカ人の生活様式もかなり変わることが予想されますが、国土が広いだけに簡単に鉄道でつなぐことも難しいし、確固たる代替エネルギーが開発されるまでは、厳しい時期が続くと思います。

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Venture Funding in Sonoma County

2007年にソノマ郡のスタートアップ企業に投資されたベンチャーキャピタルの投資額が2002年以来の高額となったそうです。 A surge for startups — but what’s next? シリコンバレーとは比較にならない程小さな規模ですが、まあ減少傾向に歯止めはかかったということで、とりあえずは地域振興に寄与してくれることを期待したいと思います。ほとんどが通信系と医療関係のハイテクベンチャーで、私には今ひとつ縁が薄い分野なのが残念です。サンタローザは本当に気に入っているので、将来は私もぜひそういった企業がらみで仕事をとれるようになるか、スタートアップを起業する一員となるかして、カントリーライフを楽しみながら好きな仕事も楽しめるというのが理想(生活費のために働かなくて良くなるのがもっといいですが)なので、とにかくハイテク産業も環境を破壊しない程度に盛り上がって欲しいです。

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Biersch to test latest concept in Sebastopol

Gordon Bierschと言えば、アメリカのマイクロブルワリーの草分けとして有名ですが、現在ソノマ在住の創始者の一人がSebastopol Brewing Co. というのを購入して、ヨーロッパスタイルのタバーンをそこへ開店するというニュースを目にしました。 Biersch to test latest concept in Sebastopol で、Sebastopol Brewing Co.のある建物は、歴史的建造物でまあまあ風情はあるのですが、何しろ立地が悪く、セバストポルのダウンタウンから外れた場所にある上、車で通るとしても、道路と敷地の角度が悪く看板等が非常に見えにくい場所にあるんです。私がサンタローザに越してきてから、この5年間に、3回か4回転売されています。つまり、非常に飲食店業を経営するのには最も難しい場所なんです。セバストポルは人口7千人程度の小さな町ですから、レストラン業にとっては、観光客も取り入れないと経営が難しいのですが、その観光客にとって見つけるのが至難の業と言っても過言でない場所にあるわけです。 Gordon Bierschというアメリカでは新しいコンセプトの店を立ち上げ、普及にまで持っていった人達が、この難しい立地にどんな斬新なアイデアを以って取り組むのかに注目したいと思います。開店は来年に入ってからだそうですので、実際に開店しましたらレポートしたいと思います。私はアルコールは飲まないので、ビールの味やらワインの味やらに関してはほぼ素人ですが、大体、うまいと言われるビールやワインを造っている所が経営しているレストランは、料理にも外れが少ないというのが私の経験上の知恵なので、この(アメリカでは多分最初となる)新しいコンセプトの店に期待したいと思います。

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今さら知った英語表現 – 8

下記の記事は、まだまだこれからアメリカ、カリフォルニアの経済は厳しいという話なんです。 Grim forecast for economy, housing これを題材に一つエントリを書こうかと思って読んでいたところ、下記の表現に遭遇。 The mortgage industry was “making money hand over fist,” he said, and they relaxed lending standards when prices got too high or qualified borrowers became too scarce. “making money hand over fist”というのは正確にはどういう意味なのだろうと思って調べると「荒稼ぎをする、ぼろもうけをする」ということであることが判明。そういう表現があったのかと、また今さらながらに感心したので、予定を変更して「今さら知った英語表現」シリーズにしました。例文などはアルクの英辞郎 on … Continue reading

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Direct flight from Santa Rosa

今週の日曜日から、サンタローザからオレゴン州ポートランドへの直行便が就航しました。 Horizon’s Daily Portland service to start Sunday 上記の記事によれば、今年3月から就航したロサンゼルスとシアトルへの直行便も大方8割程度は席が埋まっているようで、これは私の予想以上にいい数字です。この調子でサンタローザ近辺の経済が復興してくれることに期待したいと思います。ただ、ホライゾンの航空機が最近日本等でトラブルが多数報道されているボンバルディア社製なんですよね。こちらのニュース等では、私がローカルニュースばかり見ているせいもあるかも知れませんが、あまりボンバルディア機が危険という印象はないんですけど、これって国ごとの感覚の違いからくるのか、それともカナダの航空機だから北米以外の場所の整備のレベルに違いが出てしまっているからなのでしょうか。シンドラー社のエレベーターなんかもそうですが、単に品質の問題というよりは、サポートやトラブル対応を含めたグローバライゼーションの難しさが事故として表層化している側面があるのではないかと思えるのですが、どうなんでしょう。 何はともあれ、サンタローザへの交通手段が少しでも充実してくれるのはありがたいことです。

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日本では新聞が「必要」92%?

下記の記事をネット版の読売で読んで、あまりにもの感覚の乖離にちょっと驚いたので、コメントです。下記に全文を引用します。 新聞が「必要」92%、「信頼」は87%…読売世論調査 読売新聞社が実施した全国世論調査(面接方式)で、情報や知識を得るために「新聞が必要」と考える人が「どちらかといえば」を合わせて92%に上った。 新聞報道に対する信頼度については、「大いに」「だいたい」を合わせた「信頼できる」は87%だった。 インターネットなど新たな情報収集手段が広がる中でも、国民の大半が信頼できるメディアとして新聞の役割を極めて重視していた。 調査は、第60回新聞週間(15日~21日)を前に、今月6、7日に実施した。 新聞報道が国民の人権やプライバシーを侵さないように気を配っているかどうかでも、「気を配っている」が73%に上り、高く評価された。テレビについては、「気を配っている」は46%だった。 新聞を活用した授業の教育的効果を聞いたところ、63%が「世の中の出来事に関心を持つようになる」と回答した。次いで「活字に親しむようになる」(51%)、「ニュースを読んだり見たりする習慣ができる」(45%)の順だった。 アメリカでは、元々、国土が広いこともあり、全国紙はUSA Todayしかなく、地域情報等は、各地の新聞にしか掲載されません。普通の人は、その地域毎の主要な新聞を読むのが普通です(例えばベイエリアだと、サンノゼマーキュリー、サンフランシスコクロニクル、コントラコスタタイムズ、等と細かく分かれています)。日本のように全国紙がいくつもあって、それらが似たような記事を掲載しているような状況ではありません。しかも、最近ではネットの発展により、紙媒体で新聞を購読する人はすごい勢いで減少傾向にあり、既存の新聞各社は存亡の危機に立たされています。元々、アメリカの新聞の購読料は、日本と比べるとタダのような値段で、例えば私は、まだPress Democratの紙版も土日だけ購読してはいますが、12週間でたったの約$24という価格(月約$10)です。これを毎日にしても少し高くなるだけでほとんど変わりません。最近来たSF Chronicleの新規購読スペシャルでは、26週間でたったの$20で、しかもスターバックスの$10券も付いてくるという始末です。この値段では、明らかに配送費用さえまかなえるかどうかの値段です。なぜこんな値段でビジネスが成り立っていたのかと言えば、その答えは広告収入です。私がアメリカに来たときに驚いたのは新聞の厚みでした。で、その厚みの大半は広告でした。つまり新聞社は広告収入が主要財源で、購読者が多ければ多いほど広告主から高い広告料を徴収できるので、ただで配ってでも購読者数を増やしたかったわけです。ところがそのビジネスモデルがそっくりそのままインターネットの新企業に取って代られたため、新聞社は広告収入が激減したのに、購読料を上げることもできず存亡の危機に立たされてしまったというわけです。 日本では、おそらく広告収入の占める割合はずっと低く、購読料が収入の柱になっているのがまだ新聞各社が危機に立たされていない状況を作り出しているのだと思いますが、なぜ人々が高い購読料を払って新聞をとるのかは、文化というか、習慣というかそういうものなのでしょうか。それともこの記事は、新聞社が実施したアンケートだからこういう結果で、実態は既に違う状態なのでしょうか。この辺の感覚は日本に住んでいないとわかりませんが、なんかアメリカで起きていることに対してあまりにも大きいギャップに驚いてしまいました。もし、これが本当に実態に比較的近いのであれば、日本の情報流通形態はかなり遅れているのではないでしょうか。新聞社が存続するべきかどうかは別として、未だに主要な情報源が紙媒体というのでは、ちょっと不安ですよね。あ、でも上の記事には、紙媒体で必要とは書いてませんね。でも、対比としてインターネットを挙げているから「新聞」という言葉は、紙媒体を指しているように受け取れますが、どうなんでょう。

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Money Back Guarantee in Real Estate

とうとう不動産業界にもMoney Back Guarantee(返金保障制度)を謳う建設業者がサンタローザから更に北上したソノマ郡の北端の市、クローバーデールに出現したようです。詳細はPress Democratの記事をお読みください。 Built-In Strategy これを不動産不振が続く兆候と見るか、それだけのことをやる業者が出てきたのを底打ちの兆候と見るかは意見の分かれるところです。多くの人は、まだまだ今の不振状態が続くと見ているわけですが、この業者は2年後には、底を抜けると見ているので、「2年間の居住後に売りたい場合」という条件を付けているようです。私も来年前半ぐらいからは底を打ち始めると予想していますが、さてどうなることやら。

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