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Tomo Sushi Bar&Grill in Pleasanton Downtown

今日は、プレザントンのダウンタウンにある日本食レストランTomoを紹介します。ビストロ瞬が閉店してしまった現在、Tomoがプレザントン界隈では、一番おいしい日本食レストランだと思います。ここを発見してからは、もみじには行かなくなりました。 Tomoはランチは金曜のみなので、金曜以外のランチタイムで手頃な日本食が食べたい場合は、もみじが一番ということになります。 金曜日のランチスペシャルは$9で得した感じがする週替り弁当です。下にこれまでに試したときの弁当の写真をのせます。最初に自分の味の嗜好が合うかどうかを試すのにも丁度いいです。 一番左は、サラダ+餃子2個+照り焼きチキン+うなぎライス+Ceviche(確か蛸と海老だったと記憶)。左から2つ目は、海草サラダ+天ぷら+豚しょうが焼き+うなぎライス+冷奴、中央(右から3つ目)は、まぐろサラダ+餃子2個+照り焼きチキン+うなぎライス+なす田楽、右から2つ目は、まぐろサラダ+天ぷら+照り焼きサーモン+カリフォルニアロール+海草和え物、一番右は、まぐろサラダ+天ぷら+チキンカツ+カリフォルニアロール+ポテトサラダ、といった内容でした。 客層は、アメリカ人が多いので、ご飯の量が相対的に少ない感じです。ご飯ものは、大体うなぎライスかカリフォルニアロールが選べるのですが、これにサイドでご飯を$1.5で付けることをお勧めします。 ここのサラダで使用しているグリーン系野菜はオーガニックで、その他の材料もすべて新鮮でおいしいです。上記のラインスペシャルはとにかく一度試してみることをお勧めしますが、それ以外の一品も大変おいしいです。 下にランチに食べたスペシャル弁当以外のものを載せます。 左から、ちらし寿司、サーモンかまランチ、天ざる、ランチ寿司盛り合わせ、中トロと並んでいます。ただし、そばの麺はあまりよろしくありませんので、これは平均から平均以下ですね。でも、そばつゆと天ぷらは平均以上ですので、まあパーイーブンみたいな感じでしょうか。 こちらは、夜に行ったときに注文したものですが、どれも絶品でした。こちらは左から寿司(はまちとホタテ巻き)、レインボーロール、えび餃子、牡蠣フライです。私は特に、海老餃子と牡蠣フライが非常においしかったです。これらは、サウスベイやペニンシュラのいい日本食レストランと真っ向勝負できる味と思います。 下の写真は、左は時々ランチ時にサービスしてくれる付けだし(きゅうりの和え物)と右は味噌汁です。 減点内容としては、味噌汁は、ちょっと絶品とまでは行きませんで、平均並で、天ぷらのあげかすが入っているのがちょっと頂けません。だしもあまり濃くはなく、他の料理のレベルと比較すると残念ですね。 全体的には、非常に満足の行くお店です。店構えは小ぎれいにしていますが、割と狭いしアップスケールな雰囲気ではありませんので、接待用には向かないと思います。ご家族や気の合う友人と気軽に少し奮発してちょっとおいしいものを食べに行くときに最適なお店でしょう。値段はリーズナブルだと思います。安いとは言いませんが、内容の割にはそれ程高くはないと思います。高級ネタのすしばかり注文するでもしない限り、食事だけなら昼は、一人$10~$15、夜でも$15~$25見当だと思います。これにドリンク類や税金、チップ等が別にかかることになりますので、参考までに。

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Tech Talk: Unopened rebate requests found in San Jose dumpster

この前、メール・イン・リベートの事を書きましたが、その手法を問題視する人には、もってこいの事件発生です。下記のサンノゼマーキュリーの記事で、何とメール・イン・リベートの請求レターを封も開けずにごっそりゴミ箱行きにしていたという事例について書かれています。 Tech Talk: Unopened rebate requests found in San Jose dumpster この会社は非常に小さい会社で、しかも臨時従業員が勝手に行ったことであって、社長は謝罪してすべてのリベートをきちんと処理すると言っているようなので、おそらく会社ぐるみでやったわけではないと思われます。会社ぐるみであれば、焼却など証拠が残りにくい手段を選ぶと思うので。ざくっとゴミ箱(といってもかなりでかいダンプカーでないと持ち上げられないようなやつだと思いますが)に捨てているところを見ると、まあ社長の主張もあながち嘘ではなさそうですが、かなりずさんな管理で、リベート処理を軽視していたのは間違いなさそうです。今回のリベート額は$3.5というかなりの小額ですので、本当に諦める人も多いだろうと予想されますので、最初からそれを狙った可能性も否定できませんね。 前のエントリでも書きましたが、私であれば、こういう小規模の会社の場合のリベートは、確かにきちんと返ってくる確率は低いです。消えてなくなる会社もありますし。それから、今回の事例では、Fry’s がらみですが、Fry’sのリベート処理はかなりひどい場合が多いです。Fry’sではリベート付きの買い物をする場合、有名メーカーのものでない限り、手を出さない方が無難です。Fry’sの場合は、リベートなしでも安いと思えるものだけを買うのがお勧めということです。これは彼らが故意にやっているというよりも、会社として、そういう細かい事務処理に対応できるほど、従業員教育に力を入れているわけではないため構造的に無理があるためと私は見ています。 断っておきますが、私は別にメール・イン・リベートの手法がいいと思っているわけではありませんが、それがストレートに悪意のあるものであると決め付けるのは、ちょっと行き過ぎで、ちゃんとルールに従って提出した顧客の請求は、まじめに処理している会社と、そうでない本当に故意に処理していない会社の区別をきちんと付けた上で議論して欲しいと思っているだけです。そうでないと、しのぎを削って競争しているビジネス市場で自由な発想による新しいビジネスモデル等が出にくくなるような方向へ行くのに水をさすようなことになるような気がして、何かメリットよりもデメリットの方が大きくなるように感じるからです。

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Summer heat comes back

今週は、ベイエリアの夏の暑さがやっと戻ってきました。 今日は、サンタローザは華氏98度(摂氏36度ぐらい)、プレザントンは100度超という暑さでした。日本のような蒸し暑さではないのでまだマシとはいうものの、こちらの湿度に慣れてしまえば同じことで、やはり心地良い暑さを超えて不快指数が高く感じます。 でも、今年の夏はこれまでちょっと涼しすぎたので、それよりはいいと思って、週末は海岸にでも行きたい気分です。

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Momiji Japanese Restaurant in Pleasanton downtown

今日は、プレザントン ダウンタウンにある日本料理レストラン「もみじ」を紹介します。 店のウェブサイトはないので、yelpのリンクで住所等はどうぞ。 Momiji Japanese Restaurant 上記のレビューでは、ほとんどの人が金額が高いと言っていますが、すし屋としてはそう高くはないと思います。私は昼にしか行ったことがありませんので、夜はそう感じるのかも知れません。昼は、弁当が色々と選べてたったの$8.5 です。すしコンボが$12~$14、ちらしが$14で、どんぶり類は$7弱です。 弁当は、かなりお得で、選択肢に私の好物のかきフライや豚のしょうが焼き等、サウスベイ等でもなかなか選べないものが入っているところがかなり嬉しいです。下の写真は、その2つを早速選んだ状態です。ご飯は少なめですが、カリフォルニアロールが付くので、まあまあの量です。 下に弁当で選べる品目を並べます。左から順に、サーモン照り焼き、天ぷら、コロッケ、かきフライ、にぎりです。コロッケは冷凍モノかなという感じですが、そこは目をつぶれば、どれも大変おいしいです。 下は弁当にかならずついてくるカリフォルニアロールです。これも結構おいしい。 試しに頼んだ鉄火巻きです。 こちらは、天ざる。 yelpのレビューで誰かが書いていますが、店の主人(と思う)は日本人ですが、ウェイトレスの人達は中国系の人達で日本語は話せないようです。その辺で安くつけているのでしょう。店の雰囲気はまあ小ぎれいにしてあって、豪華な雰囲気とかではありませんが、そこそこ明るくリーズナブルだと思います。 何しろ、ランチタイムはかなりお得と思います。ただ、味噌汁のダシに多分ほんだし等の調味料を使っていると思われるのと、お米は長粒米を使っていたりと、ここかしこで手間と原価節減に努められており、すべてが高品質の素材というわけではありません。でも、すし類の鮮度はいいと思いますし、絶対に譲ってはいけない部分ではしっかりと品質を確保しているので、価格も考えれば全体的には非常にうまくまとめているなという感じがします。プレザントン界隈の日本食レストランはひどい処が多いので、初めてもみじで食べたときは、どうしてここをもっと早くに試さなかったのかと後悔したのでした。 正直言えば、最近、もう一軒の日本料理店、Tomoの方が質が高いことを発見してしまったので、もみじに行くことは少なくなると思うのですが、Tomoは金曜日しかランチタイムは営業していないので(土曜日もやっているが、ディナーメニューのみだそうで)、平日の昼に日本食を食べたい場合には、もみじがプレザントン界隈の一押しになります(金曜日はTomo)。Tomoの話はまた書きます。

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サンタローザの不動産不振

短期的には少し暗い話です。最近日本でも米国のサブプライムローン(信用度の低い個人向けの住宅ローン)の焦げ付き問題が話題になってきているようですが、今日の話はそれに関連しています。 まずは、この記事から。とうとうサンタローザダウンタウンで一番高くなるはずだった複合ビル(店舗+駐車場+コンドミニアム)計画は頓挫してしまいました。 SR officials kill deal for high-rise そして、こちらの記事です。時を同じくしてペタルマのショッピングセンター開発も住宅を含めることをやめてしまったようです。 Homes dropped from retail development これらの出来事は、偶然ではなく、ソノマ郡の最近の住宅産業の不振ぶりを反映しているものと考えられます。上記記事には、そのことははっきりとは書いてありませんが、色々と書いてある理由はコストが急激に上昇しているため(サンタローザダウンタウンの方)とか環境的に住宅に向かない(ペタルマの方)とかなんですが、要はそれらをカバーするほどに住宅が売れる見込みがないというのが本音なんだと思います。サンタローザはこの1年で住宅販売価格は大雑把に言って約20%程度の下落ぶりです。サクラメントやストックトンなどはもっとひどい状況のようです。シリコンバレーは、まだじりじりと上昇を続けていましたが、最近は横ばいになってきています。 まあ、住宅で儲けようというのもあまり健全ではないと思うのですが、1年で2割も下がると心理的にはそれなりのプレッシャーを受ける人も沢山います。 でも、サンタローザ近辺って魅力あるし、長期的な資産形成としての不動産投資なら今から1年ぐらいはかなりお買い得な時だと思いますよ。私もお金に余裕があれば、もう一軒買っておきたいぐらいです。 値段が上昇に転じるには、今しばらく時間がかかりそうです。でも、カリフォルニア州の人口はまだすごい勢いで増加の一途を辿るという予測が正しいのであれば(私は正しいと思います)、必然的に住宅不足の状態にどこかの時点で最到達するはずで、日本のように人口が減少傾向にある状態とは違うので、必ず将来は上昇に転じると見ています。 それにしても、シリコンバレー近辺の不動産価格はなかなか下がりませんね、やっぱり仕事が沢山あるからなんでしょう。今から半導体産業もやや息を吹き返しつつあるみたいですし強いですね。先日書いたエントリでも触れましたが、サンタローザにもその余波はきつつある予感がします。

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ひまわり亭 (ラーメン) in San Mateo

先週、イーストベイからの帰りに、久々にサンマテオのNijiyaマーケットで買い物をしたついでに、ラーメンを食べにサンマテオダウンタウンのひまわり亭へ寄り道をしてきました。前の味千ラーメンのエントリでも書いたとおり、こちらは私のお気に入りのラーメン店でもあります。 これが豚骨ラーメンと冷やし中華です。 ちなみに約2ヶ月前に行った時に撮った写真ですが、やはり豚骨ラーメンを載せておきます。 これを見ればわかる通り、今回の豚骨とほぼ同じ、非常に安定した内容であることが見た目からもわかると思います。スープ等は、あっさり目で、麺は棒麺系のちょっとぼそっとした感じの麺です。トッピング類がちょっと少ないのが難点ですが(追加で頼めばのっけてくれますが、じゃんじゃん追加するととんでもない値段のラーメンになってしまいます)、それなりのボリュームはあるので、まあ納得はできます。チャーシューは味千の方が分厚くて脂も乗りもよくほろほろになるまで煮てあるのと比べると、やや薄めで、脂は控えめといった感じで、少し物足りない感じもしますが、十分においしいです。 冷やし中華もかなり日本で食べる冷やし中華に近い味で、麺もちゃんと縮れ麺系になっています。この他のメニューもかなり充実してきていて、大抵のものはかなりいい線行っていて、単なるラーメン屋というよりもちょっとした居酒屋風になってきていますね。私は開店した当初からのファンなのですが、その頃は、豚骨ラーメンは冬季限定、冷やし中華は夏季限定でしたし、サイドのメニューもチャーハンと餃子ぐらいしかありませんでしたから、ずい分とこなせるようになったようで、しっかりと軌道に乗ってくれて嬉しい限りです。ただ、餃子が私の好みではないのがちょっと残念です(ここのが絶品だという人もいますので好みの問題だとは思いますが)。チャーハンはおいしいです。 おまけで、前に食べたエビチリの写真を載せて終わりにしたいと思います。 以前は、ウェブサイトがあったのですが、どうも見つからないので、昨日紹介したeじゃんのレストランガイドのエントリへのリンクを張っておきますので、住所等はそちらを参照してください。

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eじゃん 2007年度版

今日は、ベイエリア情報満載の便利な無料雑誌eじゃんの紹介です。 サンフランシスコベイエリアの住人なら既に知っているとは思いますが、まだご存知ない方のためと、自分用のメモ代わりに下記がリンクです。 eじゃん 2007年度版 日本に住んでいる方でも見るとシリコンバレーからサンフランシスコ周辺、また私が住んでいるソノマ郡等まで網羅していますので、面白いと思いますので、ぜひご覧になってください。もちろん、広告料を払っている業者やレストランにバイアスがかかっているかも知れない点は考慮しておくべきですが、発行元のベイスポもこの辺は比較的公平に取材していると思いますので、バイアスがかかっていたとしてもそんなにひどくないと思います。 ちょっと今日は時間がないので、これだけです。

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Kirara 2 in Berkeley

ちょっと時間が前後しますが、先週、イーストベイに行った帰りに北バークレー(この辺はオーガニックや菜食主義の料理で有名な処です。その話もその内)にある日本食レストランKiraraの出先のテイクアウト専門店のKirara 2に寄って食べたもの2点です。 まずは、すしです。やっぱり見ると食べたくなってしまって買ってしまいました。 これが、結構いけます。ちゃんと目の前で日本人の板前さんが握っていて、普通に個別で好きなものだけを握ってもらって詰め合わせしてもらうことも可能なようです。これで$11強だったと思います。ネタが新鮮で分厚いし、ご飯もおいしいので、値段的には少し高いですが満足度でカバーですね。 次は、チキン照り焼き弁当です。 こちらはオーガニックの鶏肉を使った照り焼き弁当です。付け合せのひじきやきのことほうれん草(だったと思う)のピリ辛炒めとかぼちゃの煮物、春巻きという内容ですが、どれも非常に上品な味付けで(これって京風おばんざいでしょうか?)、大変おいしかったです。大阪にいたときに京風割烹みたいな店でランチだけ安く食べさせてくれるところがあったんですが、そこの味付けを思い出してしまいました。不満を強いて言えば、ライスの量がちょっと少なすぎなのと、鶏肉がささみだけというか皮付きもも肉版も用意して欲しい(まあきっと低脂肪とかにこだわっているのかも)という点ぐらいで、$9.25は、すしと同様、ちょっと高めではありますが、内容とのバランスはとれていると思います。 これで、私の頭の中では、Delica  rf-1 、Kirara  2、Nijiya、Surukiの順になりました(残念なことにほぼ値段順。やっぱ高い方が旨いということに結果的にはなってしまっている)。この順位は食べたものとかですぐ変わるのであてにはならないことをお断りしておきます。これ以外の処の弁当は、正直言って、本当に何も食べるものがないとき以外は食べたくないような弁当ばかりです。 あ、でもSeto Deliとかはまだ行ったことないので、その内試してみないとね。庶民派グルメ情報でした。

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MLBオールスター戦の副作用

このブログをいつも見てくれている人(がいるのかはわかりませんが)ならお気づきと思いますが、最近、スローライフからはかなり遠い生活になってしまっています。これは、サンタローザ付近にうまく合う仕事がなく、起業する程のアイデアも今はないので、自然と出稼ぎモードになってしまっているためです。 そんなわけで、私は、いつもPriceline.comを主に利用しているのですが(Hotwireは星の格付けが甘くて、あまり信用できません。この話はまた別のときにします)、大体、6月から夏期休暇が始まり、7月、8月がピークで利用客が急激に増えるのでホテルは安くでは取りにくくなります。 それでも、先々週まではなんとかかんとか、Pricelineでも同じホテルでの4連泊でビッドが通っていたのですが(例外は、Walnut Creekのルネッサンスホテルが4つ星ホテルで、この時もどうしてもとれないので、それならと思い切って逆に予算をかなりオーバーさせて、楽しむことにしてしまったのでよしとしました)、今週はひどくて色々な技を駆使しても(さすがに毎週使っていると自然と色々な技が身に付きます)どうしても4連泊が取れませんでした。あ、書くのを忘れましたが、これは一応イーストベイ近辺(今、世話になっている会社はプレザントンという所にあります)を狙っての話です。 で、仕方がないので、面倒だけど一泊ずつホテルを変えるような戦略で行くことにして、月曜日の夜の宿泊だけ確保して月曜日の夜にそのホテルから再挑戦したんです。それでわかったことは、どうも火曜日の夜がまともそうなホテルはどこも一杯みたいだということなんです。なかなか取れず時間ばかりがすぎ、挙句の果てには、「イーストベイ、オークランド地区でビッドできる直近のチェックイン日付は7/11です」みたいなエラーメッセージが出る始末。こんなん初めて見ましたよ。で、とろい頭でよーく考えてみると、そういえば今日(7/9 月曜日)はテレビでメジャーリーグのオールスター戦の前日でホームラン競争ばっかり放映していたなぁと、あっ、つうことは明日(火曜日、7/10ですね)は、オールスター戦じゃん。しかも今年は久々に人気の観光都市サンフランシスコが開催地とあって、その日の夜のホテル一杯で当たり前なんだぁと、そのとき初めて頭の中でつながったのでした。実際、月曜日は、一泊だけCrown Plazaに泊まったのですが、前回はキングサイズベッドの部屋はなくて2つのダブルベッドが置いてある部屋だったのですが、今回はキングサイズの部屋で、おかしいなと思ったのも、これで謎が解けました。今週はビジネス客で込んでいるのではなくて、家族連れ、しかもオールスター観戦の客がメインですから、少しでもベッドの数が多い部屋から埋まって行って、普段は先になくなるキングサイズの部屋が逆に余るというわけですね。 ところで、なぜホテルを取るのかというと、自宅とプレザントンとを一往復で160マイル(約256キロメートル)以上運転することになるのが主たる要因です。でも、ホテルなんか取ってペイするのという疑問があると思います。自分でもよくこれは自問自答すべき疑問なので、いい機会なのでこの辺を少し説明したいと思います。 IRS(アメリカ連邦税務局)の標準マイレージレート(ビジネスの場合、この金額を所得控除できる。サラリーマンの給与所得からは控除できません)は、2007年度の場合、48.5セントとなっていますから、160マイルは約$78相当の償却と見なせるわけです( http://www.irs.gov/formspubs/article/0,,id=109876,00.html#stan_mile_2007) これは、車両の減価償却も含んでいますからまあ目安で、実際に自分のポケットから直接出て行くのはガソリン代とオイル交換にかかる費用だけですが、それでも私の車の場合、160マイル走って大体8ガロンのガソリンを消費し、今は安くてガロン当り$3はかかりますので、ガソリン代が$24。オイル交換は、1日当りは数ドル相当で無視できる程度ですが、毎日この距離を往復すれば車の保守点検費用がどんどん膨らんできます。それと橋を渡らなくてはならないので片道$4(リッチモンドブリッジ)~$5(ゴールデンゲートブリッジ)が毎回かかります。ということで、実費換算でも最低$30強はかかる計算になります。 ということで1往復は大体、$30~$78に相当すると考えられるので、私の場合、真ん中ぐらいを取って$55が一泊にかけても何の無駄もない金額と見なしています。 何よりも重要なのは節約できる時間です。往復にかかる時間は、最短で2時間40分、平均で3時間20分ぐらいですから、ホテルを利用することにより、チェックイン・チェックアウトや家でのパッキング等に要する時間を引いても1回当り約2時間程度の時間が節約できます。ですので、仕事量が十分に多くあるという前提では、その分多く働くことができて、請求できる金額を増やすことが可能で経済的にもペイするはずとなります。 というようなことや時間給の額はもちろん、税金やら何やらもっと色々とファクターをすべて考慮して、大体、リーズナブルな値段というのは$80ぐらいまでという目安をはじき出しました。それ以上の金額を支払うことになるといくら時間と運転の労力を節約できるとしても、あまりホテルを取る意味はなくなってきて無駄の方が大きくなってきてしまいます。 一泊$80以下で、割といいホテルに宿泊することが可能なのはPricelineのおかげです。これがなければ、かなり安いモーテルで我慢するしかなくなります(実際安モーテルでも正面切って予約すればそんな値段です)。私がいつも利用させてもらっているホテルだとまともな値段で最低でも$120付近がスタートです。モーテルでもいいじゃんと思われるかも知れません。実際、以前は私もさらに安くするために2つ星のモーテルクラスを利用していました。Pricelineを通すと驚異的に安いし、モーテルでも部屋自体はまあまあなので最初の頃はこれはいいなとか思っていたのですが、アメリカの住宅街と一緒で「安全は金で買え」ということが実感できるようになってから、ホテルでも同じということがわかってきて、モーテルとその上のホテル等との決定的な違いは「部屋や施設」ではなく「立地と治安」であるということなんです。その辺がわかってからは少し高くつくけど、できるだけ3つ星かそれに準ずるホテルを利用するようになりました。 長くなりましたが、今週は、オールスター戦がサンフランシスコで開催された副作用で、その目安をやや超えてしまわざるを得なくなってしまってホテルを転々とし、こういうビッグイベントはもっと早くから察知して対策を考えておかないといかんねという教訓を学習したわけでした。

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Delica rf-1 in San Francisco Ferry Building

この前、サンフランシスコのフェリービルディングへ行った時に、Delica rf-1で買ったとんかつ弁当です。 ナチュラルポーク使用の上に、ACME Breadのパン(ベイエリアで有名なおいしいパン屋さん)で作った生パン粉を使った衣がさくっとおいしいひれかつに惣菜2品(別な種類もありましたが、これはひじきサラダときんぴらサラダ)とご飯がついて$9.50(税込で$10.31)です。私的には、ここのとんかつがベイエリアで一番おいしいと思います。この弁当は、ご飯が少ないのが難点ですが、それ以外は完璧と思います。 日本のDelica rf-1もきっとおいしいんでしょうね。Delica rf-1なんて日本にあったっけと思い、親会社のロックフィールドのページを見てみたら、神戸コロッケやってたところなんですね。私も神戸元町に住んでいた時期に行列が出来ていたのを覚えていますが、あれからこんなに立派な会社になっていたとは知りませんでした。確かに神戸コロッケを初めて食べたときは、感動的に旨かったですよね。ロックフィールドってロックフェラーに似ているなと思ったら、意図的に似せたもののようで、会社概要に、下記のように書いてありました。 「ロック・フィールド」という社名の由来 当社の創業者であり、代表取締役社長である岩田弘三の姓“岩田”を、岩=rock 田=fieldと訳したところから付けた社名。若き頃の岩田がアメリカを訪れた際、大財閥の「ロック・フェラー」からひらめいてつけた。 やっぱり社長さんはアメリカの影響も受けてるんですね。 サンフランシスコに店を出してくれて有難いです。しかも日本流に必ずしもこだわらずに、現地の著名な料理家を雇って、ちゃんとローカルの素材を使用して、現地の人の口に合うように調整しているところがエライ! 純粋な和食系の味を求める日本人には少し口に合わないものもたまにありますが、総じてどのメニューもとてもおいしいと思います。いつも色々と試したいんですが、しょっちゅう行く機会がないので、行くとどうしても好物のとんかつ弁当になっちゃうんですよねぇ。 サンフランシスコ店は開店してからもう数年は経つと思うけど、アメリカだとこういうタイプの店が受けるのにはまだ時期尚早なんでしょうか、まだ次の店舗が増えません。パロアルトなんかを狙っているのかも知れませんが、サンタローザ近辺でやったらきっとうまく行くと思うけど(サンフランシスコとカルチャー的には似ていて食材はもっと豊富)、どうでしょう、サンタローザに出店しませんか?

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