Monthly Archives: June 2007

Sending Mail from Script using CDO object

今日は、ちょっとしたことを調べていて、CDOオブジェクトを使ってスクリプトでメール送信するやり方ではまってしまい少し時間を無駄に使ったので、忘れないうちにメモ。 調べたかったのは、CDOでメール送信する際にエンコーディングにiso-2022-jpを指定すると半角カナを全角カナに自動変換するんだったっけという疑問への回答。確か、そうだったはずと思ったんだけど、ググってもはっきり書いてあるサイトがMicrosoftを含めて見つからない。じゃあ、ちょっとスクリプトを書いて試せばはっきりするじゃんと、スクリプトのサンプルぐらいならググってどこかから引っ張ってきてやれば10分ぐらいで試せると思い手を付けたところでドツボにはまる。 大体がそんなに例が豊富ではない。CDOはドキュメント類がやけに少ないので有名なのは知っていたが、こんなにないとは思いもせず、何とか少ないサンプルをつなげたりしながら形になったところで、どうしても1行だけうまくランタイムエラーが取れない。試した環境がXPと2000 Serverだったのだが、両方とも英語版のせいなのか、CDO.TextBodyPartが存在しないと怒られてしまう。Microsoftのリファレンスを見ても動作するはずなのに、何も手がかりはなし。試行錯誤を重ねた上、CDO.BodyPart.Charsetにiso-2022-jpを設定してやることで一応メールは送信できるようになった。でも、なんでこんなことになってしまったのかは、なぞ。どなたか知っている人がいたら教えてください。 ちなみに動作確認に使ったスクリプトはJavaScriptで書いたもので下記のようなもの。適当な名前(例えばjsmail.js等)で保存してcscript jsmail.jsとコマンドライン実行してやるだけのものです。 var CDO = new ActiveXObject( “CDO.Message” ); var f = CDO.Configuration.Fields; var s = “http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/”; f.Item( s + “sendusing” ) = 2; f.Item( s + “languagecode” ) = “iso-2022-jp”; f.Item( s + “smtpserver” ) … Continue reading

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Session Manager – Firefox Extension

Firefoxを2つオープンしていて片方に沢山のタブを開いていて、もう片方にはひとつのタブしかない状態で、沢山のタブの方を先に閉じてしまい、最後にひとつのタブしか開いていなかった方を閉じてしまうと最後の状態がひとつのタブになってしまい、せっかくオプションで最後に使用していたタブを表示するように設定していても、ほぼすべて失われてしまうことに今頃気付いて(それをやってしまった)、んーっ、これは不便、大体セッション状態を複数覚えさせることができればいいだけのことじゃないの、それぐらいならエクステンションに何か便利そうなのがあるだろうと思って検索したら、ありました、すごいいいのが。 Session Manager 他にもあるかも知れませんが、私はこれが一発で気に入りましたので、他は見ていません。複数セッション保存はもちろんできるし、細かな動作設定ができるので今のところジャストフィットという感じで、ありがたい限りです。私のようにこんな基本的なことに気付いていない方がいましたら、必需品ですので、ぜひお試しあれ。

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Spider Man 3

スパイダーマン3を見に行ってきました。このシリーズはかなり気に入っていて1と2は両方共DVD持っているのですが、3も期待わくわくで行きました。ちょっと今回は、登場人物が多すぎてそれぞれの背景描写にじっくりと時間がとれずその辺がプロットの弱さに繋がっている感は否めませんが、全体としてはなんとか崩れずにまとめられていて良かったと思います。今回は「赦し」がテーマというプロットなのだと思うのですが、それを描写する目的はある程度達成できていると思います。 それと、今回は初めてこういう映画をIMAXシアターで鑑賞したのですが、いやIMAXってすごいですね。夜行ったので料金が一人$14とちょっと高め(普通は$10ぐらい)なので、そんなに高いの?とちょっと思ったんですが、終わった後は文句なし、これだったら納得となりました。音響は特別な差はないのかも知れませんが、やっぱり大迫力、地響きなんか身体に伝わってくる感じでもう久々に映画館で大興奮。映像の美しさと明るさは普通のスクリーンとは比較になりませんね。今まで試さなかったのは愚かであったと反省しきり、次回からはこの手のアクションものや映像が売りの映画は出来る限りIMAXで見るべしと思ったのでした。

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Lavender Garden at Matanzas Creek Winery

サンタローザ市内のガーデンシリーズ第2弾です。 先の土曜日、毎年この時期、満開のラベンダーで彩られる、近所(うちから車で20分弱の距離)のラベンダーガーデンへ行ってきました。今年は少し涼しめなので、まだ5分咲きぐらいでしたが、それでも色や香りは格別でした。 まずはワイナリーの入り口から行きます。 うちの目当てはラベンダーですが、ワイナリなので、この入り口からワイナリの建物に至る道の横には大きく広がるぶどう園があり、これもまたいい景観です。 こちらは、テイスティングルームとギフトショップです。 ギフトショップの奥の方にはワインの製造工程に関する展示等があって、興味のある人にはそれなりにおもしろいかも知れませんが、その方面ではもっと趣向を凝らしたワイナリが別に色々とありますので、またそういう方面へ行った機会にでも書きたいと思います。ちなみにこのワイナリのワインは日本から天皇陛下が94年にサンフランシスコのAsian Art Museumを訪れた際の晩餐会向けに出すワインとして御用達であったとのこと。下のような写真等も飾られています。 ざっとギフトショップを眺めたらいよいよ本命のラベンダー畑の方へと向かいます。入り口から見た所です。 ここを通って行くと、目の前には絶景が広がってきます。 写真ではわかりにくいと思いますが、とにかくこの中にいるとまさに自然のアロマセラピーという感じで、小鳥のさえずりなどと共に非常に素晴らしいリラクゼーション空間を提供してくれています。今回は3度目でしたが、初めて来たときにはいつまでもそこから立ち去りたくない気分でかなり長いこと歩き回っていたことを思い出します。 ラベンダーは商業的には大体4~5年で植え替えるようで、ここもまだ植えたばかりの一角もありました。これが2~3年で上記のような立派な株に成長するのです。 こんなピクニックエリアがあるのもアメリカらしい気がします。 詳しい説明を知りたい方は、英語ですがMatanzas Creek Wineryに書いてありますので、そちらをご覧ください。

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窮地に立たされたときが大きく変わるチャンスのとき

Press Democrat の先週の日曜版のローカルニュースの記事で少し示唆を受けたので、そのことを書きたいと思います。 Daily bread. Organic-style という記事で、Alvarado Streetというオーガニックのパン製造業者がナショナルブランドとして躍進中という主題なんです。1977年に年商$40,000だったのが現在は$21.5Mにまでなったそうで、サンタローザの南側のローナートパークをベースとしていたのが、製造が追いつかなくなってもっと大きな工場に移転することになりました。で、いつも話題になるのがこういう成長企業にソノマから出て行かれるのは痛い(税収減、雇用減に直結する)ので、移転先は何とかソノマ内であって欲しいということなんです。この会社としては原料の小麦等の生産地に近いユタ州に移転することも検討したそうですが、結局ソノマ郡の南端のペタルマ市に手頃な大きさの場所が見つかったということで、めでたしめでたしということなんです。 私も、こういうオーガニック化の傾向に乗った成長企業が地元にとどまってくれるのは何かと喜ばしいことだと思うので「ああ、良かったね」と思ったのですが、「へぇーっ」と興味深く読んだのが、 この記事のサイドの小さなコラム記事の方で、 Amy’s Kitchen got push from Alvarado という記事。これによると、Amy’s Kitchen(オーガニックの冷凍食品製造のトップブランドの一つで、私の家から半径1マイル以内の所にあります)の創業時、社長は食品製造に関してはずぶの素人で、食品のマーケティングのプロでしかなかったんだそうです。Magic Mountain Herb Tea companyという会社の社長を務めた後、Amy’s Kitchenを創業したのですが、初の商品は、ベジタブルポットパイ(これは現在でも主力商品のようです。私も結構好きです)を企画したのですが、これをどう製造していいかわからず、上記のAlvaradoに製造委託をしたわけです。これが大変なヒットとなったのはAmy’s Kitchenにとっては良かったものの、Alvaradoは会社全体として伸び悩んでおり、ポットパイは複雑すぎてAlvaradoには向かない、本業のパン製造に集中することを決定し、Amy’sには、別の委託先を探してくれと契約打ち切りを通達してきたんだそうです。たったの2週間で新しい委託先は見つからず、結局、Amy’sは自社製造への道を歩き始めざるを得なくなり、それが結果的には功を奏して今の成功につながったというわけです。一方のAlvarado側もそこを機に、Amy’sの勢いづいた成長とは違うけれども、緩やかな成長を維持して、こちらもナショナルブランドしての地位を築きつつあるレベルにまで到達できたのも偶然ではないのでしょう(AlvaradoはCo-op的な構造をしていて、新しい経営モデルとしても私は注目しています)。 私は、Amy’s Kitchenって創業してから10年も経ずにここまで大きくなるぐらいだから食品製造に関してはプロ中のプロなんだろうと思っていたのですが、全然違っていたんですね。商業ベースでうまく採算ベースに乗せていくには、やはり製造ノウハウよりもマーケティングのノウハウの方がものを言うということなんでしょうか。それとも関係はしているけど、まったく手をつけたことがない分野にチャレンジしたことが色々と斬新なアイデアを生んで良かったということなんでしょうか。その辺の深い話を聞いてみたいものだなと思ったのでした。

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Selenium RC ServerとNTLM認証 – FireFox編

昨日のエントリと同じ話題ですが、こちらはFireFoxの場合。テスト対象のURLがIISでホストされていて、NTLM認証を使用している場合、Selenium RCのJava Server(Proxy)で単にFireFoxを立ち上げてしまうとPromptというタイトルでユーザ名とパスワードの入力を求める認証ダイアログが出てしまいます。これは、SeleniumではJavaScriptを使用しているため、自動入力できませんし、先日紹介したUWSC等の他のツールを使っても簡単にはできなさそうです(これはもう少し根性入れれば可能かも知れませんが、単にWindows APIをたたくぐらいではどうもうまく行かないようです)。IEの場合は、先日のバグ修正を入れてやればIE自体が自動的にNTLM認証に対応してくれているので、OKだったのですが、FireFoxでは、それだけではこのPromptダイアログが出てしまい、うまく行きません。Seleniumサイドからいくら調べても解決策が見当たらず、諦めかけていたところで、はたと気が付きました。これは、Selenium特有ではなくて、FireFoxでIIS等Microsoft技術を組み合わせようとすると必ずぶち当たる問題のはずなので、Selenium抜きで、単にNTLM認証とFireFoxについて調べればいいのかと。そうしたら、あっさり見つかりました(笑)。 私の場合は、下記のBlogが最初のヒントでした。 http://www.crossedconnections.org/w/?p=89 要は、Firefoxのアドレスバーにabout:configと打ち込んで、network.automatic-ntlm-auth.trusted-urisというエントリを見つけて、そこにテスト対象のURIを入れてあげればいいわけです。 で、これをSelenium RCに応用するには、大体以下の要領で行けばいいわけです。 SeleniumのJava Serverで使用するデフォルトのFirefoxプロファイルを何らかの形で手に入れる(私の場合はビルド環境から入手)。 上記で得たプロファイルのフォルダにprefs.jsというファイルをコピーしてくるか、空のファイルで作成します。 prefs.jsの中に下記の行を追加します。http://hostnameの部分に対象となるURIを入力します。手で編集するのに自信がない場合や、この辺の詳細については、本家のhttp://kb.mozillazine.org/Editing_configurationを参照してください。 user_pref(“network.automatic-ntlm-auth.trusted-uris”, “http://hostname”); このプロファイルを適当なフォルダに置き、Selenium Serverの起動オプション -firefoxProfileTemplate に指定してあげます。 この要領で、私の場合はユーザ認証のダイアログが消せました。同様の現象にはまってしまった場合は、ぜひ試してください。

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