Tag Archives: 日記

Street Parking in Menlo Park

今月から平日はメンロパークのアパートにいるのですが、メンロパークはオーバーナイトの路上駐車は全面的に禁止という決まりがあることを知りました。 具体的には夜中の2時から5時までの間に警察がパトロールしてチェックし、違反者には罰金が課せられるというもの。詳細は、メンロパーク警察のページをご覧ください。 道理で、道がきれいなわけです。これだと確かに怪しい車とかは簡単にチェックされますから、犯罪防止には効果が高そうです。 メンロパークの住民は、半年に50回分の夜間駐車券を購入できるので(5枚で$10なので一晩$2程度)、お客さんが泊まりに来たりした時などはそれで対処できるようにはなっていますが、ちょっと面倒ですね。これも安全と面倒さのバランスの問題なんだと思いますが、こういうのはアメリカでも初めて見たので、車を減らすのと安全を高めるための工夫の一つとして、なかなかよく考えたなとちょっと感心しました。でも、メンロパークぐらいの小規模の町でないとこの方法は難しいですね。 ちなみに隣のパロアルトでは、オフィスビルを建設する場合に、収容人数の6割分の駐車スペースしか用意してはいけないという決まりがあって、これも公共の交通機関の利用を奨励する策のようです。アメリカも人口が集中する地域では、さすがに一人一台の車での移動は無理が出てくるので、色々と策を考え始めているようです。しかし、こういうのばかりは、先に少し計画しておかないと、後手で対策するのはかなり無理があるように思います。人口動態などを予想するのも大体当たらないし、久しぶりに都市部に住んでみて、都市の交通設計って難しいものだなと改めて考えさせられました。

Posted in エッセイ | Tagged , , , , | Leave a comment

ブログを続けることの難しさ

最近、めっきりエントリが減ってしまっているわけですが、ブログを実験的に始めたのが去年の2月頃で、それ以来、何とか続けてみて、毎日ではなくても適当な間隔で継続して記事を書いていくことの難しさがよーく分かりました。 始めはできるだけ、各エントリの内容がある程度情報として価値があるようにしようとか考えて、一つのエントリを書くのにかなりの時間をかけていました。でも、それだと専業でもない限りずっと続けて行くのはかなりの意欲がないと続けられないことを実感し、適当に軽い記事を混ぜながらとにかく継続することを念頭において書き続けてきました。去年は、それ程忙しい職場ではなかったので、それなりに書くことも楽しめたのですが、昨年暮れに新しい職場に移って慣れない事が多いのやら、アパートの整備やらで、結構へとへとになってしまい、ほとんどブログに時間を割けない状態になっていました。 しかし不思議というか、悲しいというか、何も書かなくて放置しておいてもアクセスログを見るとユニークビジター数は、それ程変わらないんですよね。まあ、そんな程度の内容ですから、あまり気にせずに、続けることにします。 まあ、今日は、何かブログに書くためのエントリみたいなもんですが、そういうのも存在証明として、たまにはアリということにしたいと思います。

Posted in 日記 | Tagged | Leave a comment

Moving to Menlo Park

今度の職場がパロアルトなので、隣町のメンロパークに小さなアパートを借りました。先週から平日はそこから通勤という形態を試しています。インターネット環境も今週から整いましたが、まだ身の回りの環境を整えるのに毎日バタバタしています。とりあえずは仮住まいのつもりなので、できるだけお金はかけずに最低限のテーブルやら椅子やらを全部折り畳み式のしょぼいもので揃えて行くだけでも、結構の時間と手間をとられています。 おかげでこちらのブログも更新する時間がほとんど取れませんでした。もう少し余裕ができたらと思っていても意識して更新しないと結局何もしないという結果になってしまうので、頑張って更新を続けようと思いますが、しばらくの間は、どうしても更新頻度は少なくなると思いますのであらかじめ宣言しておきます。

Posted in 日記 | Tagged | Leave a comment

A Happy New Year 2008

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 昨年を含めた過去数年間は、私にとって自分自身を色々な意味で見直し、新たな出発をするための転換のための数年でありました。特に普通で言えば一番働き盛りの年代に数年も会社勤めを離れ、主に自宅で家内と2人で過ごした期間はこの先の人生を歩んでいく上で非常に貴重な期間であったと思います。外面的には特に変わったわけではありませんが、内面的には、モノの捉え方、考え方等の面において変革を遂げることがある程度でき、それらの変革に伴う混沌に対しての整理もつき、昨年はコントラクターの形態でゆるやかに働き始め、徐々に通常のペースを取り戻した一年でありました。 今年は、新しい職場や生活環境といった実際の場で、そのように変革を遂げたはずの自分を具現化していく年としたいと思います。人と違う考え、所謂「常識」とは違う考えや行動を取っていくことは時として非常に困難を伴いますが、この辺に関しては「常識」の範囲が日本に比べれば非常に広いアメリカでは、それほど「変人」扱いされずにすむのが大変ありがたいことです。何はともあれ、今年もご支援のほどよろしくお願いします。 2008年 元旦

Posted in エッセイ | Tagged | Leave a comment

My New Job and Fine Tea from Bettys & Taylors of Harrogate

いつものペースに戻そうと思いつつ、先週も諸般の事情によりほとんど更新できませんでした。というのも今度、就職することになり(この1年は契約社員) 、来週から新しい職場に行くので、ちょっと立て込んでおります。落ち着いたらもう少し更新できると思いますが、それまではちらほらとになると思います。 で、数週間程前の話になるんですが、お茶の話をひとつ。いつもPricelineで格安でホテルを確保しているのは前に書きましたが、なぜか3つ星のホテルで指定すると一番高いはずのSan Ramon Marriottがとれていました。で、かなりの高確率でSan Ramon Marriottに宿泊できていたのですが、当然毎週行っているとホテルの従業員にも覚えられてしまうことになって、名前も告げずにチェックインができてしまうところまで顔馴染みになってしまったのです。ですが、Pricelineは空いている部屋をホテルから超破格値で仕入れて一般人に販売しているため、ホテルの会員プログラム等の特典の対象には原則的にならないのです。もし、私が泊まっている回数分、正規の値段で泊まっていればゆうゆうとエリートステータスになっているので、コンシェルジェラウンジという所へ無条件に入れたり部屋の無料アップグレードなんかが受けられたりということなんですが、Pricelineだとそういうこととはまったくの無縁となるのが原則なわけです。 たまたまその日は、私が1日中忙しくかったので、うちの家内だけでチェックインをしておいてもらったのですが、その時だけ顔馴染みになったホテルの受付の女性陣が、「今日は特別」と言って、エリートステータスの部屋を割り当ててくれたのでした。San Ramon Marriottの場合、コンシェルジェ・ラウンジは最上階の6階にあります。部屋も6階の部屋でした。さすがに部屋はスイートとかではなく普通の部屋とほぼ同じでしたが、6階は眺めがよく、ベランダには小さなガーデンスペースがあり、バスローブがちゃんとついている等、細かい部分でハイグレード仕様になっていました。コンシェルジェ・ラウンジも特に見た目はそんなにすごい感じはしないのですが、夕方はオードブルと軽食が出ますし、朝食もホテルのレストランで調理したものが用意され、中身はかなりグレードの高い内容になっていることに気付きました。 そんな中で、お茶の所においてあったのが、ここのお茶でした。 Taylors of Harrogate パッケージが綺麗だったので、「少しいいお茶が置いてあるんだ」と思って、飲んでみると「うまい」の一言。よーくパッケージを見てみるとイギリス製とあるので、さすがお茶の国、イギリス、こんなにおいしいお茶があるのねと感心することしきり。アメリカは午後にお茶をゆっくりと飲むなんていう習慣はなく、普通の人はお茶の味なんか全然わからない人が多いので、普通のホテル等で出されるお茶はまずいお茶ばかりが通常で、割といいレストランに行っても、よくてTazo等のアメリカブレンドのいいお茶しか出てきません。TazoやStashといったアメリカンブレンドもそれなりにおいしいのですが、やっぱりしばらくイギリスのお茶を飲まないでいたら、こんなに違って感じるのかと驚いたわけです。トワイニングの高級版のお茶なんかも最近は口にしていないし、Fauchonなんかも10年以上口にしていないので、余計おいしく感じたということもあると思いますが、でも過去の記憶を思い返して比較してもそれらに匹敵するおいしさなのではと思います。日本ではメジャーではないらしいですが、機会があればどうぞ。 その後、色々とあり、その日を最後にSan Ramon Marriottに泊まる機会がなくなり、今思うにこの日の出来事が新しい門出を祝ってくれたかのようであり、小さな現象ではあるのですが、深く感謝して心に刻んでおきたい出来事となったのでした。

Posted in エッセイ, トラベル | Tagged , , , , , , , , , , , , , , | Leave a comment

Tofurky Roast

アメリカは、昨日からThanksgivingで多くの人が4連休です。ターキーを食べるのも少し飽きたし、何か変わったものでもということで、昨日は、久しぶりにTofurkyという豆腐でできたニセモノターキーをオーブンでローストして食べました。 Tofurky 味は、ほとんど豆腐ですが、まあそれなりに雰囲気は楽しめます。 外出しても、ほとんどの店が閉まっているので、おとなしく家でゆっくり、Thanksgivingの主旨の通りに家族や健康、等色々なことに感謝して過ごすのが一番という一日でありました。

Posted in 健康, 日記, 食べ物 | Tagged , , , , , , | Leave a comment

Today is my birthday!

今日11/4は、私の誕生日でした。 今年は、日曜日で休みであり、また新しい夏時間の終了日に重なったため、1時間得した気分も加わってまあよかったです。 いくつになったかはもう書きたい歳でもないので書きませんが、後厄の歳が終わったと言えばわかる人にはわかるでしょう。特に今年は休暇とかは取る予定はないので、通常通りです。

Posted in 日記 | Tagged , , | Leave a comment

とうとうClieが破損

スペックはだいぶ見劣りするようになったものの、全体的なバランスがかなり気に入って愛用していたPalm OSベースのSony Clie TH-55が、昨日とうとう破損してしまいました(泣)。多分、液晶破損と思われるので液晶パネルだけ交換すれば復活するかも知れませんが、もう部品自体が入手不能と思われます。eBayを少し漁ってみるつもりですが、これは何か代りのものを考える時期に来たとも捉えられますね。しかし、市場にこれはというものがあまりないんですよね。iPhoneは、すごくいいと思うのですが、メール関連のサポートが弱いのが、ちょっと不満なのと、本質的にできることは所詮ミュージックプレイヤーが中心という感じで、ネットに常時接続になれるのは魅力的なんですが、やはり画面が小さい。結局は、情報入力用というよりは、非常に優れた情報閲覧機なんだと思うのです。電話とPIM機能とネット常時接続とブラウザ機能がバランスよく統合されたデバイスってやっぱりまだ存在していないんでしょうか。どれも一長一短という感じで、しかも値段がやたら高いので、今ひとつ購買意欲が湧かないというのが正直なところだったので、TH-55と携帯電話という組合せで我慢できていたのですが、携帯も変えたいし、1つですべてをまかなうことが無理なら2つぐらいのデバイスでいいバランスを達成することを考えないといけません。Palmでも日本語はもうほとんど入力していなかったことを考えると、Blackberry電話でもいいかなと思えるのですが、要調査です。 あぁ、それにしてもデータ移行とかClie本体が使えない状態でできるのか?住所録のデータは少なくとも拾わないとまずいので、それを考えると少し気が重い...

Posted in 技術, 日記 | Tagged , , , , , , | Leave a comment

Cherry Bomb

ほぼ毎週、日曜はセバストポルのファーマーズマーケットに行くのですが、今日はそこでちょっと珍しい種類の唐辛子を発見。下が写真です。横に並んでいるのはかなり大きめのハラペーニョです。 ”Cherry Bomb”という名前が付いていたのですが、正式な名前はよく分かりません。チェリートマトより一回り大きいぐらいの大きさで直径約5cm程、Bombと付いている名前はかなり辛そうに聞こえるし、農家の人も「かなり辛いよ」と言うのですが、見た目はそんなに辛そうな感じはしないので、そんなに大した辛さではないだろうとタカをくくって、とにかく試すことに。 別の農家から採りたての葉っぱ付き大根とにんにくが入手できたので、それらを使ったにんにく油菜炒めでご飯を食べることになりました。大した辛さではないだろうと思ったのでチェリーボムを丸ごとひとつ入れたのが、とんだ辛さで、最強の辛さと言われるハバネロに準ずる辛さ。でも大根の葉もまだしゃきっとして、にんにくも芋のような味わいがする程濃厚な味わいで大変おいしくご飯を頂きました。こういう素朴だけど、超新鮮な素材だけでつくる一品は久々で、ソノマ郡の夏の良さを再認識したのでした。

Posted in サンタローザ, 日記, 食べ物 | Tagged , , , , , , , , , | Leave a comment

Mail-in-rebate

かなり誇張された感じがする記事を読んだので、ちょっとコメントです。 永久に受け取れない「特売の割引金」 記事を要約すると米国の小売業者はメール・イン・リベートという仕組みを悪用して不当に利益を上げている疑いが強いという話です。この記事を書いている方は、ご自分のノートパソコンを$150のリベートがついているので購入したもののなかなか$150の小切手が送られてこないので、かなりイラついた状態でこの内容を執筆しているものと思われ、色々とデータを集めて提示しているもののかなりバイアスがかかっているように見えます。 そもそも、法律の枠組みから逸脱しない限りは「詐欺」と呼ぶのは不適切だと思います。仕組みがわざと複雑にしてあってハードルを高くすることで、一般の平均的アメリカ人は日本人ほど細かな事務は不得意なのでリベートを合法的に渡さなくて済むことを狙っているのは確かにそうかも知れません。それでもその仕組みで購入を決めるのは購買者の決断次第で、その仕組みが嫌なら別な場所で買えばいいわけですし、いくら複雑と言っても書いてある条件をすべて満たすことがほとんど不可能というほど複雑ではありません。まあ、とにかくこの方はかなり感情的になった状態で記事を書いているようなので、日本在住の方でこの記事を読んだ場合、アメリカはそんなにひどいやり方をしてまで儲け主義なのかという印象を受けるかも知れませんが、私の比較で言えば日本の小売価格の設定の方がもっとひどいです。例えば、日本メーカーの同じ製品が日本では米国の価格よりもかなり高く設定されているものが沢山あります(特に、大型テレビやコンピュータ関係)。製造は日本やその近辺で行っているのにも関わらず日本の方が高く売れるから高いんだと思っています。それに比べて、少しでも安いものを買おうとする消費者が中心の米国市場では、熾烈な価格競争が日常茶飯事ですから、仕入れぎりぎりまで下げての価格設定になりやすく、それを少しでも和らげるための苦肉のリベート戦略であると思います。確かにリベートがかなり流行った5~6年ぐらい前の状況では、この記事に指摘されているような明らかに最初から返金する気のないように見える製造業者がいたと思います(あるいは、返金する前に倒産してしまうような弱小メーカもあります)が、最近は消費者も学習してきており、そういうケースはかなり減少しているというのが私の実感です。リベートを問題視している議員さんがいるとのことですが、その方が引いてきているデータっていつごろのものなんでしょう。 実際、私がこの2~3年で請求したメール・イン・リベートは、ほぼ100%、小切手を受け取っています。私の場合は、確率を高めるために、$40以上の返金額の場合は、必ず配達証明付きで送ります。配達証明に約$3弱かかるので、$40で線を引いて、それ以下の場合は、 目をつぶってだめなときは諦めるという気で普通に送ります。いずれの場合も控えなどは必ずすべてとっておき、オンラインで提出できる場合は、出来る限りそちらを使います。このようにして、電話をかけないといけなかったのは一回だけです。最も早いのはマイクロソフトで数週間で小切手が送ってきたこともあります。でも、最近はリベートは面倒な割には節約金額が大したことないので、できるだけリベートなしで納得できる価格に落ちてから購入する方を選択しています。それでだいぶ時間が節約できますので。 それから、うまい具合に先週、ご自分のMail-in-rebateを小まめにトラックされている殊勝な方を見かけたので、これもいい例だと思いますので参考までにリンクしておきます。 http://kazuomik.livejournal.com/59760.html この方の場合、今年の2月、3月に購入した物品のリベートはすべて小切手受信済みになっています(催促などなし)。その後も更にトラックを継続されているようで、上記ページから最新のものまで一覧することができます。概ね3ヶ月以内に特に催促することなく小切手が送られてきていることが見て取れます。 もし、上記の記事を読んで日本の方がずっと公正だと錯覚させられた方がいらっしゃいましたら、大変な思い違いです。日本の方が守られている部分も多少はあると思いますが、ざっと言って、米国の方が(特にカリフォルニア州)、はるかに消費者保護が進んでいますので、どうぞ思い違いされないように。「詐欺」や詐欺まがいの商法は、米国にも沢山あるのは事実ですが、それは日本でも同じであって、メール・イン・リベートがそれらと同列に議論されるのには、ちょっと違和感があります。

Posted in エッセイ, ビジネス | Tagged , , , | 2 Comments