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Category Archives: 日記
Santa Rosa basked in 76-degree temperatures Friday
ここのところ冷え込みが激しいノースベイですが、昨日は、突然の温暖な日となりました。 Santa Rosa basked in 76-degree temperatures Friday こんな日がずっと続いてくれるといいんですが、雨が降らないと水不足と火事の危険性が増大するので、そうも言っていられない部分もあります。 平年並みの温度に落ち着いてくれるのが一番いいんですけどね。まだ、4連休中なので、書き込みも軽くになります。
Tofurky Roast
アメリカは、昨日からThanksgivingで多くの人が4連休です。ターキーを食べるのも少し飽きたし、何か変わったものでもということで、昨日は、久しぶりにTofurkyという豆腐でできたニセモノターキーをオーブンでローストして食べました。 Tofurky 味は、ほとんど豆腐ですが、まあそれなりに雰囲気は楽しめます。 外出しても、ほとんどの店が閉まっているので、おとなしく家でゆっくり、Thanksgivingの主旨の通りに家族や健康、等色々なことに感謝して過ごすのが一番という一日でありました。
Posted in 健康, 日記, 食べ物
Tagged natural_food, No-MSG, thanksgiving, tofurky, アメリカ, 健康, 日記
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元NEC社長・経団連副会長の関本忠弘氏が死去
大学卒業後、私がNECに入社した当時の社長、関本忠弘氏がお亡くなりになったそうです。私は入社式でのスピーチを聞いた程度で、直接の面識はありませんが、当時は大変な勢いのあった方で、おそらくサラリーマン社長としては異例のことであったと記憶しております。私が学部生の時は、ご子息が同級生(こちらも直接の面識はありませんが、ミーハー的な学生の間ではそれなりに有名であったようです)であったこともあり、余計に近しく感じることもあったのですが、最近では、あまりいい話題では報道されていなかったようで、人間の人生とはかくも不思議なものであると思います。 その関本さんが大きい顔をできていた大きな要因の一つが、当時パソコンブームを牽引し、一世を風靡していたPC-9801という製品だったのですが、その製品開発を担当していたのが第二OA装置事業部といういかにも地味な名前の事業部でした。私はPC-9801よりももっと地味なオフコンのS3100のOS開発部隊に新人として配属になりまして、その当時の事業部長が戸坂馨氏だったのですが、戸坂さんも今年の2月に亡くなられたことを古川亨さんのブログのエントリでつい最近知ったばかりでした。戸坂さんとも直接の面識はほとんどありませんでしたが、私が入社後、間もなくして専務に昇格され、新入社員の間ですら、将来NECの最年少社長になるのではという言われもない噂がでる程の勢いのあった方でした。私は、5年弱でNECを辞めてしまい、その後NECを振り返ることはあまりなく、きっと戸坂さんは大変偉くなっているんだろと思い込んでいたので、その後の経緯を知ってみると、なんだか割と寂しい道(PC-9801時代からDOS/V、Windows時代への転換後の後始末みたいな仕事)を行かれたようであり、大変意外であり、これもまた人間の人生はちょっとした見た目では測れないものだなぁと思ったのです。 こうして書いていると、なんだかこういうのって大リーグへの夢を抱きながらも現役ピーク時には挑戦できなかった選手と重なるのかなあとも思えます。今は沢山の選手が大リーグへ挑戦していますが、それも良くも悪くも先人のつけた道があってこそなのですが、PC界でのそういう役回り(まあ踏み台みたいなもの)になった人達の代表が、上記のお二人という感じがするのです。今、日本のITブームに乗っかっている人達やシリコンバレーとかで活躍している若者達が、こういう人達のことはほとんど知らないのはいいとして(昔は昔で今とは関係ないですし、知る必要もないので彼らのせいではありません)、こういう人達の功績が金銭的にも名誉的にもあまり報われるようになっていない大きな要因である日本の様々な慣習や仕組みに複雑な想いが湧くのは私だけでしょうか。まあ、そういう仕組みで働くことを受容した(あるいは受容せざるを得なかった)報いでもあるし、このお二人はそういうフレームワークを若者に提供していた側でもあるので、自業自得と言えなくもありませんし、ひとつにはそういうフレームワークから抜けれなかったがために寂しい終わりとなったという見方もできるのではないかと思うのです。 個人的にも、そういうフレームワークを常識とし、海の向こう側シリコンバレーでは、全く異なる形態で働く同年代の技術者達がいることをまるで知らずに、そういう時代の変遷の中を通ってきた者の一人であるため、シリコンバレーに来て、こちらの仕組みを理解するにつれ、もっと若い時にこういう風に働けたらどれだけ違っていただろうという想いを持たないことの方が難しかったことを思い出します。このお二人の人生を見てみれば(別に裁こうとしているわけではありませんので誤解なきよう。このお二人のように輝かしく見えても結局は寂しく終わっていることに比べれば自分の場合は、もっと小さなレベルのキャリアであったのだからその結果は推して知るべしという程度の意味です)、自分がそれらの人の真似をしていれば似たような人生を歩んでいただろうと思うので、日本で10年もキャリアを積んだのにそれを思い切って捨てて、海を渡れたことは、それらのフレームワークからの脱却であったので、そこに意義があったと言えると思うのです。こちらで特に成功しているわけでもなく、むしろ大変なことの連続ではありますが、どうせ大したものでもなかったキャリアにこだわらず、日本にいれば絶対に学べなかったであろうことが早く多く学べた自分はずっと幸せであるという想いを強くしました。シリコンバレーもいつかは過去のフレームワークになっていくのでしょうし、いつもパラダイムシフトを自身に課して行くことが人間の成長に必要不可欠であるのですが、まさにそのような本質を知っている点がアメリカの強さであると思います。 当時大変な勢いのあった日本国内PCブーム初期時代の象徴を演じられた役回りであった方達で、私自身が少しなりとも関連のあったお二人が奇しくも同じ年にこの世を去り、まさに時代の遷移を感じながら、今の時代における自分の役回りは何であるかに想いを馳せつつ、お二人のご冥福を祈り、このエントリを終わりにしたいと思います。
Today is my birthday!
今日11/4は、私の誕生日でした。 今年は、日曜日で休みであり、また新しい夏時間の終了日に重なったため、1時間得した気分も加わってまあよかったです。 いくつになったかはもう書きたい歳でもないので書きませんが、後厄の歳が終わったと言えばわかる人にはわかるでしょう。特に今年は休暇とかは取る予定はないので、通常通りです。
とうとうClieが破損
スペックはだいぶ見劣りするようになったものの、全体的なバランスがかなり気に入って愛用していたPalm OSベースのSony Clie TH-55が、昨日とうとう破損してしまいました(泣)。多分、液晶破損と思われるので液晶パネルだけ交換すれば復活するかも知れませんが、もう部品自体が入手不能と思われます。eBayを少し漁ってみるつもりですが、これは何か代りのものを考える時期に来たとも捉えられますね。しかし、市場にこれはというものがあまりないんですよね。iPhoneは、すごくいいと思うのですが、メール関連のサポートが弱いのが、ちょっと不満なのと、本質的にできることは所詮ミュージックプレイヤーが中心という感じで、ネットに常時接続になれるのは魅力的なんですが、やはり画面が小さい。結局は、情報入力用というよりは、非常に優れた情報閲覧機なんだと思うのです。電話とPIM機能とネット常時接続とブラウザ機能がバランスよく統合されたデバイスってやっぱりまだ存在していないんでしょうか。どれも一長一短という感じで、しかも値段がやたら高いので、今ひとつ購買意欲が湧かないというのが正直なところだったので、TH-55と携帯電話という組合せで我慢できていたのですが、携帯も変えたいし、1つですべてをまかなうことが無理なら2つぐらいのデバイスでいいバランスを達成することを考えないといけません。Palmでも日本語はもうほとんど入力していなかったことを考えると、Blackberry電話でもいいかなと思えるのですが、要調査です。 あぁ、それにしてもデータ移行とかClie本体が使えない状態でできるのか?住所録のデータは少なくとも拾わないとまずいので、それを考えると少し気が重い...
My thoughts on Hideki Matsui of Yankees
ボストンレッドソックスがまたもや大逆転劇で、ワールドシリーズに進出しましたね。これで、ワールドシリーズが一段とおもしろくなりそうです。 ところで、今年もア・リーグ地区シリーズで敗退してしまったヤンキースのトーリ監督の退任に関する、読売の記事中に気になる松井のコメントがあったので、そのことについて少し。読売の記事へのリンクは、http://www.yomiuri.co.jp/sports/mlb/news/20071020ie02.htmですがいつまであるかわからないので、松井のコメント部分のみ引用しておきます。 ヤンキース・松井秀「野球観が同じ。自分がそれまで持っていた考え方や取り組み方を、そのまま何も変える必要はなかった。僕から一言伝えるとしたら、やはり『ありがとうございました』しかない」 この部分を読んで、なんとなく松井がメジャーリーグで今ひとつ大ブレークできない理由の一つが見えたように思ったのです。私が思うに彼は「野球観」を変えないといけない時に来ていると思っていたので、手首の骨折はその一つの機会だったと思うのですが(彼が大事にしてきた連続試合出場がいやおうなく途切れたわけですし)、今年の8月にそのきっかけを掴みかけた感じがしていたのが、なんかまた元に戻ってしまった感じがするんですよね。松井は今でも十分立派な成績を挙げているんですが、本来のホームラン打者としてのイメージとは違うのと、プレーオフ等の大試合でのチャンスを活かせないところなど、メジャーリーグでの大打者と呼べるレベルにはもう一歩というところにいる感じがしていました。日本で成功し、アメリカでもある程度の実績を挙げているだけに、「野球観」を変えるのは余計に難しいことだと思うのですが、それができないと次のレベルに行けないように思うのです。 こういうのって、多少の差はあれ、誰にでも訪れることだと思うのです。それで、そういうときには何かそれまでの考え方を変えないといけない出来事が起きるのですが、それを転機と捉えるか、単にツキが離れたみたいな捉え方をするかで、一層の飛躍を果たせるか、悪い方向に行ってしまうかが決まってしまうように思うわけです。自分でもそういう時が来たときに、転機と捉えて飛躍できる自分になれるように、常にそういう転機が来たときに準備のできた状態になれることを意識して行きたいと思います。
Kirara Japanese Restaurant in Berkeley
以前、北バークレーのテイクアウト専門店Kirara2のことは書きましたが、今回は、その母体のレストランKirara本店へ立ち寄りました。 木曜日の夜に行ったのですが、かなりの混雑で、私達は15分待ちと言われ店のドリンクバーの近くで待つこと15分、やっと二人用のテーブルが空いて席につきました。 一応炉端焼きが売りの店ですが、炉端焼きと言ってもまあグリルのことなんですが、それでもおいしそうです。でも今回は、注文したのは無難にDeluxe Sushi Dinnerと鍋焼きうどんの組合せにしました。 一番左は、ただのお茶と付けだしのように付いてくるサラダです。お茶はまあ平均よりマシなレベル、サラダの野菜はしゃきっとして新鮮でした。味噌汁は少し味噌が薄めですが、だしはそれなりに利いていてこれも平均よりは上のレベルですね。 で、鍋焼きうどんは、関西風のだしつゆで、結構おいしいのですが、残念なことに麺がもう一歩。具としては、海老天と海苔天、しいたけ、たけのこ、かまぼこ、ねぎといった内容で、まあまあいい方でしょうか。 $9.25の値段を考慮すれば、悪くないです。 寿司は、Kirara2のテイクアウトの味とほぼ同じ(まあ当たり前か)で、ネタは新鮮でしっかりと握ってあってとてもおいしいです。 $22.50のお値段は、少々高め(とびこと海老はちょっとデラックスではない)ですが、バークレーの場所代を考慮すれば、まあ悪くないかなというところですね。店内で座って食べる必要がなければ、Kirara2でテイクアウトの方がずっと良さそうです。 総じて、待ち時間とKirara2で食べられるものを考慮すると、炉端焼きを食べないとあまり行く意味はないかもなぁという感じです。ただ、食材等にはある程度気を遣ってローカル素材中心にしてあるようですので、安心して手頃な温かい日本食を食べたい場合には、存在意義のあるお店だと思います。遠方からわざわざ車を飛ばして行く価値があるかというと、そこまでのレベルではないと思います。あくまでもバークレー界隈の人やその近辺に立ち寄った場合なら行く価値のあるお店といったところです。
Teuscher 99 Percent Cacao Chocolate
先週、パロアルトのスタンフォードショッピングセンターに少し寄る機会があったのですが、久しぶりだったので、何か新しい店でもあるかなとディレクトリーを眺めていると、スイスチョコレートの店と書いてあるのがあるではありませんか。もしかして昔からあったような気もするんですが、多分昔は店構えがアメリカの典型的なキャンディ屋のような飾り付けだったので、敬遠していたように思います。とにかく、そのトイシャー(と読むらしい)という店に入ってみました。 http://www.teuscher.com/ でも、やっぱり店構えがアメリカンでまずそうに見えるので警戒しながら店内を見るに、なんとカカオ含有率99%という板チョコがあることを発見。99%ってどうやって固めるんだとか色々と細かいことを店員に尋ねていると、 とにかく60%台のものを試食させてくれた。で、味はまあまあだけど、まだ少し甘い感じがしたので、99%を結局購入してみることにして、帰宅してから試食してみたわけです。パッケージはこんな感じです。 で、結論は、やっぱ99%は、ただの原料に近い(^^;。カカオが薄いチョコを食べるときに、生のカカオを混ぜて食べると結構おいしくなるんですが、この場合は、何か甘みがあるものと一緒に食べることがさすがに必要です。チョコ自体の味は、まあまあおいしいと思いますが、やはり何かとブレンドしてその味が活きてくるという感じでしょうか。 やっぱりカカオが濃ければおいしいチョコというわけではないということは、これではっきりしました(当たり前か)。
Healdsburg Art and Wine Festival
サンタローザを約30マイル程北上したところにあるお洒落な町、ヒールズバーグのダウンタウンで第1回Art and Wine Festivalがあるというので、昨日は久しぶりにヒールズバーグまで出かけて来ました。まだ第1回ということもあって、まとまりがないような感じもしましたが、元々プラザの雰囲気がいいので、くつろぎと高級感を同時に味わえるなかなか将来を期待できそうな感じではありました。改善点は、音楽でしょうね。単純なカントリーではなくて、もう少し洒落た感じのジャズとかだとぐっと雰囲気が盛り上がるところでした。それでも、こういう無料の催し物は、サウスベイやペニンスラでは多くあるのですが、この辺では珍しく、久々にこういう雰囲気を満喫できたのでよかったです。 ここは、ソノマ郡でも屈指のグルメタウンで、それも少し期待して行ったのですが、食べ物関係の出店がやや少なかったのは残念でしたが、新しくオープンしたPalette Art Cafeが来ていて試食がてら食べることができたのは儲けものでした。下記は、出店の様子とグリルチキンサンドイッチと12層重ねのヤム(サツマイモのような芋)で、たったの$10でした。多分、開店したばかりなので宣伝を兼ねているのだと思います。これらは、大変おいしくさすが、グルメの街という感じの上品さと旨さを兼ねた逸品でした。今度は機会を作ってお店の方にぜひ行ってみたいと思います。 ヒールズバーグだけでも、書くことは沢山あるので、また別な機会に色々と紹介していきたいと思います。
Posted in エンターテイメント, サンタローザ, 日記
Tagged Healdsburg, Santa-Rosa, wine_festival, サンタローザ, 娯楽, 庶民派グルメ
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日本では新聞が「必要」92%?
下記の記事をネット版の読売で読んで、あまりにもの感覚の乖離にちょっと驚いたので、コメントです。下記に全文を引用します。 新聞が「必要」92%、「信頼」は87%…読売世論調査 読売新聞社が実施した全国世論調査(面接方式)で、情報や知識を得るために「新聞が必要」と考える人が「どちらかといえば」を合わせて92%に上った。 新聞報道に対する信頼度については、「大いに」「だいたい」を合わせた「信頼できる」は87%だった。 インターネットなど新たな情報収集手段が広がる中でも、国民の大半が信頼できるメディアとして新聞の役割を極めて重視していた。 調査は、第60回新聞週間(15日~21日)を前に、今月6、7日に実施した。 新聞報道が国民の人権やプライバシーを侵さないように気を配っているかどうかでも、「気を配っている」が73%に上り、高く評価された。テレビについては、「気を配っている」は46%だった。 新聞を活用した授業の教育的効果を聞いたところ、63%が「世の中の出来事に関心を持つようになる」と回答した。次いで「活字に親しむようになる」(51%)、「ニュースを読んだり見たりする習慣ができる」(45%)の順だった。 アメリカでは、元々、国土が広いこともあり、全国紙はUSA Todayしかなく、地域情報等は、各地の新聞にしか掲載されません。普通の人は、その地域毎の主要な新聞を読むのが普通です(例えばベイエリアだと、サンノゼマーキュリー、サンフランシスコクロニクル、コントラコスタタイムズ、等と細かく分かれています)。日本のように全国紙がいくつもあって、それらが似たような記事を掲載しているような状況ではありません。しかも、最近ではネットの発展により、紙媒体で新聞を購読する人はすごい勢いで減少傾向にあり、既存の新聞各社は存亡の危機に立たされています。元々、アメリカの新聞の購読料は、日本と比べるとタダのような値段で、例えば私は、まだPress Democratの紙版も土日だけ購読してはいますが、12週間でたったの約$24という価格(月約$10)です。これを毎日にしても少し高くなるだけでほとんど変わりません。最近来たSF Chronicleの新規購読スペシャルでは、26週間でたったの$20で、しかもスターバックスの$10券も付いてくるという始末です。この値段では、明らかに配送費用さえまかなえるかどうかの値段です。なぜこんな値段でビジネスが成り立っていたのかと言えば、その答えは広告収入です。私がアメリカに来たときに驚いたのは新聞の厚みでした。で、その厚みの大半は広告でした。つまり新聞社は広告収入が主要財源で、購読者が多ければ多いほど広告主から高い広告料を徴収できるので、ただで配ってでも購読者数を増やしたかったわけです。ところがそのビジネスモデルがそっくりそのままインターネットの新企業に取って代られたため、新聞社は広告収入が激減したのに、購読料を上げることもできず存亡の危機に立たされてしまったというわけです。 日本では、おそらく広告収入の占める割合はずっと低く、購読料が収入の柱になっているのがまだ新聞各社が危機に立たされていない状況を作り出しているのだと思いますが、なぜ人々が高い購読料を払って新聞をとるのかは、文化というか、習慣というかそういうものなのでしょうか。それともこの記事は、新聞社が実施したアンケートだからこういう結果で、実態は既に違う状態なのでしょうか。この辺の感覚は日本に住んでいないとわかりませんが、なんかアメリカで起きていることに対してあまりにも大きいギャップに驚いてしまいました。もし、これが本当に実態に比較的近いのであれば、日本の情報流通形態はかなり遅れているのではないでしょうか。新聞社が存続するべきかどうかは別として、未だに主要な情報源が紙媒体というのでは、ちょっと不安ですよね。あ、でも上の記事には、紙媒体で必要とは書いてませんね。でも、対比としてインターネットを挙げているから「新聞」という言葉は、紙媒体を指しているように受け取れますが、どうなんでょう。