Author Archives: tmori

Teuscher 99 Percent Cacao Chocolate

先週、パロアルトのスタンフォードショッピングセンターに少し寄る機会があったのですが、久しぶりだったので、何か新しい店でもあるかなとディレクトリーを眺めていると、スイスチョコレートの店と書いてあるのがあるではありませんか。もしかして昔からあったような気もするんですが、多分昔は店構えがアメリカの典型的なキャンディ屋のような飾り付けだったので、敬遠していたように思います。とにかく、そのトイシャー(と読むらしい)という店に入ってみました。 http://www.teuscher.com/ でも、やっぱり店構えがアメリカンでまずそうに見えるので警戒しながら店内を見るに、なんとカカオ含有率99%という板チョコがあることを発見。99%ってどうやって固めるんだとか色々と細かいことを店員に尋ねていると、 とにかく60%台のものを試食させてくれた。で、味はまあまあだけど、まだ少し甘い感じがしたので、99%を結局購入してみることにして、帰宅してから試食してみたわけです。パッケージはこんな感じです。 で、結論は、やっぱ99%は、ただの原料に近い(^^;。カカオが薄いチョコを食べるときに、生のカカオを混ぜて食べると結構おいしくなるんですが、この場合は、何か甘みがあるものと一緒に食べることがさすがに必要です。チョコ自体の味は、まあまあおいしいと思いますが、やはり何かとブレンドしてその味が活きてくるという感じでしょうか。 やっぱりカカオが濃ければおいしいチョコというわけではないということは、これではっきりしました(当たり前か)。

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Healdsburg Art and Wine Festival

サンタローザを約30マイル程北上したところにあるお洒落な町、ヒールズバーグのダウンタウンで第1回Art and Wine Festivalがあるというので、昨日は久しぶりにヒールズバーグまで出かけて来ました。まだ第1回ということもあって、まとまりがないような感じもしましたが、元々プラザの雰囲気がいいので、くつろぎと高級感を同時に味わえるなかなか将来を期待できそうな感じではありました。改善点は、音楽でしょうね。単純なカントリーではなくて、もう少し洒落た感じのジャズとかだとぐっと雰囲気が盛り上がるところでした。それでも、こういう無料の催し物は、サウスベイやペニンスラでは多くあるのですが、この辺では珍しく、久々にこういう雰囲気を満喫できたのでよかったです。 ここは、ソノマ郡でも屈指のグルメタウンで、それも少し期待して行ったのですが、食べ物関係の出店がやや少なかったのは残念でしたが、新しくオープンしたPalette Art Cafeが来ていて試食がてら食べることができたのは儲けものでした。下記は、出店の様子とグリルチキンサンドイッチと12層重ねのヤム(サツマイモのような芋)で、たったの$10でした。多分、開店したばかりなので宣伝を兼ねているのだと思います。これらは、大変おいしくさすが、グルメの街という感じの上品さと旨さを兼ねた逸品でした。今度は機会を作ってお店の方にぜひ行ってみたいと思います。 ヒールズバーグだけでも、書くことは沢山あるので、また別な機会に色々と紹介していきたいと思います。

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日本では新聞が「必要」92%?

下記の記事をネット版の読売で読んで、あまりにもの感覚の乖離にちょっと驚いたので、コメントです。下記に全文を引用します。 新聞が「必要」92%、「信頼」は87%…読売世論調査 読売新聞社が実施した全国世論調査(面接方式)で、情報や知識を得るために「新聞が必要」と考える人が「どちらかといえば」を合わせて92%に上った。 新聞報道に対する信頼度については、「大いに」「だいたい」を合わせた「信頼できる」は87%だった。 インターネットなど新たな情報収集手段が広がる中でも、国民の大半が信頼できるメディアとして新聞の役割を極めて重視していた。 調査は、第60回新聞週間(15日~21日)を前に、今月6、7日に実施した。 新聞報道が国民の人権やプライバシーを侵さないように気を配っているかどうかでも、「気を配っている」が73%に上り、高く評価された。テレビについては、「気を配っている」は46%だった。 新聞を活用した授業の教育的効果を聞いたところ、63%が「世の中の出来事に関心を持つようになる」と回答した。次いで「活字に親しむようになる」(51%)、「ニュースを読んだり見たりする習慣ができる」(45%)の順だった。 アメリカでは、元々、国土が広いこともあり、全国紙はUSA Todayしかなく、地域情報等は、各地の新聞にしか掲載されません。普通の人は、その地域毎の主要な新聞を読むのが普通です(例えばベイエリアだと、サンノゼマーキュリー、サンフランシスコクロニクル、コントラコスタタイムズ、等と細かく分かれています)。日本のように全国紙がいくつもあって、それらが似たような記事を掲載しているような状況ではありません。しかも、最近ではネットの発展により、紙媒体で新聞を購読する人はすごい勢いで減少傾向にあり、既存の新聞各社は存亡の危機に立たされています。元々、アメリカの新聞の購読料は、日本と比べるとタダのような値段で、例えば私は、まだPress Democratの紙版も土日だけ購読してはいますが、12週間でたったの約$24という価格(月約$10)です。これを毎日にしても少し高くなるだけでほとんど変わりません。最近来たSF Chronicleの新規購読スペシャルでは、26週間でたったの$20で、しかもスターバックスの$10券も付いてくるという始末です。この値段では、明らかに配送費用さえまかなえるかどうかの値段です。なぜこんな値段でビジネスが成り立っていたのかと言えば、その答えは広告収入です。私がアメリカに来たときに驚いたのは新聞の厚みでした。で、その厚みの大半は広告でした。つまり新聞社は広告収入が主要財源で、購読者が多ければ多いほど広告主から高い広告料を徴収できるので、ただで配ってでも購読者数を増やしたかったわけです。ところがそのビジネスモデルがそっくりそのままインターネットの新企業に取って代られたため、新聞社は広告収入が激減したのに、購読料を上げることもできず存亡の危機に立たされてしまったというわけです。 日本では、おそらく広告収入の占める割合はずっと低く、購読料が収入の柱になっているのがまだ新聞各社が危機に立たされていない状況を作り出しているのだと思いますが、なぜ人々が高い購読料を払って新聞をとるのかは、文化というか、習慣というかそういうものなのでしょうか。それともこの記事は、新聞社が実施したアンケートだからこういう結果で、実態は既に違う状態なのでしょうか。この辺の感覚は日本に住んでいないとわかりませんが、なんかアメリカで起きていることに対してあまりにも大きいギャップに驚いてしまいました。もし、これが本当に実態に比較的近いのであれば、日本の情報流通形態はかなり遅れているのではないでしょうか。新聞社が存続するべきかどうかは別として、未だに主要な情報源が紙媒体というのでは、ちょっと不安ですよね。あ、でも上の記事には、紙媒体で必要とは書いてませんね。でも、対比としてインターネットを挙げているから「新聞」という言葉は、紙媒体を指しているように受け取れますが、どうなんでょう。

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やっと去年の確定申告終了しました

4月頃に確定申告の延期手続きをしたというのを前に書いたのですが、今日、やっとずっと延ばし続けてきた申告書を郵送して(今年は、諸般の事情によりe-fileが使えなかったので)、手続き完了しました。それにしてもアメリカの税法は毎年複雑になっていくばかりで、そろそろリセットして、フラットな構造にして欲しいとつくづく思います。

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Google Browser Sync mess up my bookmark again

以前、Google Browser Syncは安心して使えないというようなことをエントリしましたが、また、同様の事態発生です。 自宅で使用しているデスクトップのFirefoxも最近使い始めたので、ブックマークの同期がやはり必要になってインストールしたところ、見事にまたブックマークが変になりました。原因はさっぱりわからず、ノートブックのFirefoxは、同期をとるとブラウザごとハングアップしてしまう有様。何度か修復を試みるも、うまく行かずあまりこんなことに時間をかけてもいられないので、もう使うのをやめようと思います。 で、何か代りになるものはないかなと探したら、 StartAidというサービスを見つけ、これを試してみることにしました。使用レポートはしばらくしてから書きたいと思います。

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Money Back Guarantee in Real Estate

とうとう不動産業界にもMoney Back Guarantee(返金保障制度)を謳う建設業者がサンタローザから更に北上したソノマ郡の北端の市、クローバーデールに出現したようです。詳細はPress Democratの記事をお読みください。 Built-In Strategy これを不動産不振が続く兆候と見るか、それだけのことをやる業者が出てきたのを底打ちの兆候と見るかは意見の分かれるところです。多くの人は、まだまだ今の不振状態が続くと見ているわけですが、この業者は2年後には、底を抜けると見ているので、「2年間の居住後に売りたい場合」という条件を付けているようです。私も来年前半ぐらいからは底を打ち始めると予想していますが、さてどうなることやら。

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KJZY Free Concert with Greg Adams

昨日の日曜日は、先日お知らせしたKJZYの無料コンサートへ行ってきました。先週の金曜日と土曜日はこの秋一番の冷え込みが来て、朝方は摂氏で0度付近まで気温が下がる異常気象でしたが、この日は、ちゃんと晴れてくれて野外コンサート日和となりました。 ウィンザーのタウングリーンに着いたら、まずは持ってきた携帯の折りたたみの椅子を持って場所取りです。カリフォルニアの日差しは強いので、できるだけ木陰付近を選びます。場所が確保できたら、次にすることはCafe Notoに向かって、オーガニックのハーブティーを調達します。 ここは、ドリンク類はほぼ全部(コーヒーとハーブティー)、オーガニックで大変おいしいです。ウィンザーのタウングリーンは無料のWi-Fiインターネットも使用できますので、観光の際は、まずはここに立ち寄ることをお勧めします。ただし、菓子類はあまりいいのが置いてないのが玉にキズというところで、どうしても何か食べたい場合は、甘い系を避けて通常のベーゲルかパン類にするのが無難です。パンはソノマのおいしいパン屋さんのものなので結構いけます。 ドリンクを調達して、席に戻るとまずは前座のミュージシャンが演奏を始めました。前座とはいえ、一応プロなので、それなりに楽しめます。今年はDebra Wintersという人でした。 前座の演奏が終わり、ほぼ音響の調整やらの各種準備が整うと、KJZYのアナウンサーが色々とCDの宣伝(この日はこのCDの販売が主目的で、売上が地域の学校等に寄付されるというのが本来の主旨です)やら、Greg Adamsの紹介やらをして、それらが一通り終わると、ご本人の登場です。 Gregの演奏は約2時間ぐらいでした。さすがに同じ人の演奏をずっと聴いていると飽きてくるので、最後の方は、Mangiamoというイタリアンレストランに行ってティラミスを食べながら、外のパティオの席で一服しながら演奏を遠目に聴いていました。ウィンザーのタウングリーンは、コンサート会場になっている真ん中の広場をぐるっと囲む感じでレストランやブティック等のお店が並んでいるのでこういうことができるのがいいところです。 今年は、なんか聴衆も途中で帰る人が多く、今ひとつ盛り上がりに欠けた感じでした。これもこの辺の景気を反映しているのかなという印象です。やはり不動産ブームで非常に盛り上がっていた一昨年がコンサートも一番豪華で盛り上がり方も上々であったのは偶然ではないようです。タウングリーンにも久しぶりに行ったのですが、だいぶ閉店してしまったお店も目立ち、ビジネス的には非常に厳しい状況になっているのが伝わってきました。何とかここら辺が底であって欲しいものです。

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Crepevine in San Rafael

イーストベイの帰り道、サンラファエルに新しく開店したCrepevineという店に立ち寄りました。 Crepevine 私が撮ったしょぼい写真よりも上記のサイトにあるメニューの写真を見てもらった方がおいしそうに見えるので、写真はなしです。 この店、サンラファエル店は新しいので新規参入組かと思いきや、サンフランシスコでは15年も営業しているお店の支店とは知りませんでした。 サンラファエル店は、ダウンタウンの新しい複合ビル(二階より上が住居になっていて、レンガ造り風の化粧外壁になっているおしゃれな感じの建物です)の一階にあって、天井も高く明るい色彩の内装で非常に好感の持てる店構えとなっています。カジュアルな雰囲気で、注文カウンターで先に注文して支払いを済ませ、番号札を受け取ってから好きな席につく方式です。 今回注文してみたのは、 San FranciscoというクレープとFirenzeというペンネパスタにサーモンフィレを追加したものです。さすがにクレープを売り物にしている店だけあって、San Franciscoの方は、かなりのおいしさでした。パスタの方は、アメリカ標準よりは少しはコシのある麺で、なんとか許容範囲。ソースの方はなかなかいい味で、塩コショウを少し足してやるとかなりおいしくなりました。値段もリーズナブルで、ほとんどが$10以下、飲み物も$2~$3程度でその場で絞ってくれるオレンジジュースやキャロットジュースもあります。使用している材料も新鮮で、ローカルな素材のみ使用、牛肉はナチュラルビーフ、卵も放し飼いの鶏の卵のみ使用、コ=ヒー類はオーガニックということで、健康にもある程度配慮してくれているようです。すべてがオーガニック素材というわけではなく、適度な所で諦めている分、値段は低めに抑えられているというところでしょうか。 総合的には、大変好感が持て、味も平均よりはかなり上、値段や使用素材を考慮すると価値の高いお店だと思います。また、機会があれば寄ろうと思います。ただし、置いてあったケーキ類は、見た目は典型的なアメリカンケーキという感じで多分あまりレベルは高くないと思われます。パンプキンパイぐらいは、まあまあおいしそうな感じではありました。その内、甘いクレープにトライしてみようかと思いますが、甘すぎないか先に調査してからの方が賢明かもと思うので、なかなかその方向へは行かないかも知れません。

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KJZY Sampler 12 Release Party

今度の日曜日、10/7にサンタローザの北隣の町ウィンザーのタウングリーンでセバストポルのジャズラジオ局KJZYが毎年主催してくれる無料のジャズコンサートがあります。無料のコンサートというとあまり売れていないミュージシャンしか来ないというのが通常ありがちなパターンなのですが、この年に一回の無料コンサートだけは太っ腹で、必ず一人か二人は今売れているか、過去に売れたか、とにかく比較的アメリカのジャズ界では名前が売れているミュージシャンが呼ばれます。 これは、多分スポンサーのローカルのカジノ(この話は別の機会に)がかなりの額を負担しているのではと思います。とにかく、近くの方は行かないと損、遠方の方もスムーズジャズ系好きな方は、ワイナリー訪問がてら来る価値は十分有りと思います。タウングリーンは、近年再開発されたダウンタウンで、こじんまりとまとまったちょっと西欧風の雰囲気のある場所です。それなりにおいしいカフェやらもありますので、そちらも楽しめます。 今年は、Greg Adamsというトランペッターがメインゲストだそうです。 詳細は、下記のリンクをどうぞ。 http://www.kjzy.com/concerts/concertsindex.php

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A Scary Drive

先週の日曜日のPress Democratの記事A Scary Driveによるとサンタローザとソノマを結ぶハイウェイ12号はソノマ郡で最も景色がよく、最も危険な道であるとのこと。 記事中、Caltransの人のコメント等によれば、他のハイウェイと比較して安全性に際立った違いはないとありますが、私も一般的な人の感覚に近く、「最も」とは言わないまでも「かなり」危険な道であるとは思います。ただ、走り続けるだけなら別にそれほどの危険性はないのですが、景色が非常にいいのと、信号もセンターのレーンもない本当に単なる上りと下り、一車線ずつの道で、途中によさそうなワイナリーやらレストランやらの看板があって、運転手の気がそちらに奪われがちなのは否定できません。しかもそんな道で制限速度が55マイルもあるので、左折しようとするときに対向車線に車が走っていれば、片側一車線の道のど真ん中で一時停止して待つしかなく、その時の後続車両の追突の危険度が上がるのは間違いありません。 でも、確かにこういう危険なハイウェイはカリフォルニアには沢山あります。やれるのは自己防衛のみです。交通量が多く、左折するときに危険を感じる場合は、迷わず遠回りでも一旦どこかで右折して安全な道で引き返すか、一旦右側に路肩がある所まで行ってそこで止まって交通量が減るのを待ってUターンして、目的の場所には右折で入るようにするのがいいと思います。多少の時間は無駄になりますが、せっかくの行楽ですから安全に過ごすのが一番です。 で、ハイウェイ12号が「最も」景色がいい道であることは、まったくの賛成です。上に述べたような少しの注意を払うようにすれば、それ程危険な道ではありません。ぜひ一度通ってみてください。

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