イーストベイの高級住宅街があるダンビルにあるSushi Hanaという日本食レストランのメモ。
とある人がいいというのと、インターネットでのレビューもかなり良かったので、その辺を通るついでに試してみました。初めてだったので、無難に並みの寿司セットというのがメニューによれば11pcで約$12とあり、これは格安、多少品質が悪くてもそれだけのコストパフォーマンスは今時ないなと思い、かなり期待度が上がって注文。寿司が安いからちょっと上機嫌になったのと、その日はかなり暑かったので、初めての店の場合は頼みもしない冷奴もアペタイザーで頼んでしまいました。
まずは、最初に出てきた味噌汁が普通に化学調味料系の味のするもので、まずくはないが、これで期待度が一気に落ちました。冷奴はさすがにそんなに腕に差も出るわけもなく、それなりでしたので少し気を取り直して、値段を考えれば、寿司が11個もあるんだからきっと満足するよと心に言い聞かせ待つこと10分あまり、出てきたのはなんと5カンと細巻6個の計１１pcではないですか。
普通、この場合、5pc plus cucumber&tekka roleと書くのが良心的な店の表示です。これにはちょっと頭にくるも、値段を見れば、明らかだろう、１１カンも寿司があると思い込んだ自分が馬鹿だったと諦めつつ食べ始めました。ところが、ウェイターはやたらとお茶を汲みにくるし、女将らしきおばさんもしつこくかまってくるし、うるさいばかりでサービスの本質がわかっていない。肝心のネタはというとごく普通のもので、一言で言えば、落胆しました。期待が大きすぎたのがいけなかったのかも知れませんが、まったく普通のすし屋でとても日本人が経営者で、従業員もすべて日本人という店とは思えないレベル。まあ、ダンビルに住んでいたら、この程度でもあれば有難いのでしょうが、私の場合は、わざわざこの店に来ることはもうないだろうなと思ったのでした。
