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Author Archives: tmori
xobni for outlook
Outlookを使っていて、一番いらつくのが検索です。遅いだけならまだしも、Inbox以外のフォルダの検索をしようとするとやたら使い勝手が悪くてほとんど使い物になりません。で、何かの雑誌を見ていて紹介されていたのが、このxobniというOutlookのアドオンでした。この手のアドオンは、きちんと動作しなかったりする場合が多いのですが、「検索」がとにかく早いという謳い文句に魅かれて、ダメもとで試して見ることにしました。で、予想以上の出来で、かなり使えます。謳い文句通り、検索はかなり高速ですし、Inboxのサブフォルダに入れてしまったメールもちゃんとインデックスしてくれるので、すべてのサブフォルダにあるメールを一瞬で検索できます。日本語もちゃんと使えるようですし(まあ、会社で使うメールはほとんど英語なので使えなくてもいいんですが)、これは便利です。 他にも、LinkedIn(アメリカでのビジネス向けSNSの最大手)との統合機能がついていて、ワンクリックでLinkedInのプロファイルをオープンしてくれたり、メールの各種統計のレポート機能(ある人がメール送信時間帯分布の表示や自分の返信までの時間分布表示等)など、なかなかおもしろい機能がついています。 Outlookをお使いの人には必須ツールになりそうです。Outlookをお使いの人は、ぜひ、お試しください。
Maru Ichi Ramen
昨日、久しぶりにマウンテンビューにあるラーメン屋まるいちへ行ってきました。黒ラーメンとミニうなぎ丼のセットを注文しました。この組合せって、きっと日本ではありえないと思うのですが(このセットの場合、他には、ミニネギトロ丼かミニ白マグロ丼が選択できますが、日本人の感覚からすればどれもまったくラーメンとはミスマッチという感じですよね)、単にライスだけを注文するより安いこともあり、まあ気にせずに注文しました。黒ラーメンというのは九州の熊本(?)だったかどこかの名物だとか書いてあったような気がしますが、真偽の程はさだかではありません。とにかくにんにくを炒って抽出した黒い液がかかっているとんこつラーメンということです。 まるいちで気に入っているのは、麺が棒麺なのと、炒り(乾燥?)にんにくとキムチが自由に好きなだけ取って入れられるところです。日によって味にだいぶばらつきがあるというのがもっぱらの評判なのですが、この日はかなりいい具合のスープで、黒い液もしつこくなく、かなり満足できる出来でした。 夕方早めの時間帯の方がいいのかも知れません。トッピングは、シンプルにもやし、煮卵の半分、少し厚めのチャーシュー2枚だけですが、前述の通りキムチが入れられるのでOKということにします。 あ、そうそう2ヶ月ぐらい前だったかサンマテオのひまわりに寄って再度とんこつを注文したら、ちゃんと棒麺に戻っていました。ちぢれ麺になっていたのは多分品切れか間違いだったのでしょう。 営業時間、場所や写真等、詳細は、yelpの方で、どうぞ。
Test Entry for feedburner
Google のAdSenseでfeedburnerが使えるようになっていたので(以前試そうと思ったときは無効になっていた)、ちょっと試しに設定してみました。あまり広告がうるさいようだったら外そうと思いますが、まずは、ちゃんと設定されているかどうかのテスト用にこのエントリを書いています。
Federer won 5th consecutive US Open title 2008
フェデラーがUSオープン5連覇の偉業を達成しました。今回は、細かい試合の流れなどは書く時間がないので割愛します。試合自体もそれほど劇的な展開でもなかったのですが、感想だけでも記しておこうと思います。 対戦相手だったマリー(英語の発音からするとマーリィが一番近いような気がしますが、日本のメディアはほとんど「マリー」と表記しているのでカタカナ表記はそれに倣います)が、第1シードのナダルを準決勝で破った時は、ひょっとしてひょっとするかもと思わせたわけですが、マリーにとっては4大大会準決勝進出も初だったわけで、過去のフェデラーとの対戦では、2勝1敗と分がいいものの、4大大会では一度も対戦していないことから、かなり無理があるかなと思っていたのですが、案の定、自分のテニスをさせてもらえず、今回は経験で遥かに上回るフェデラーの貫禄勝ちでした。 私が思うに、マリーはまだまだ荒削りで、調子の波があまりにも大きく4大大会での優勝はまだまだ先のことという感じがしています。ウィンブルドンでもマリーがガスケと対戦して勝ったときも、その好調さから、「もしかして決勝まで行くかな」とか思わせるのですが、次の対ナダル戦では、うって変わって絶不調で簡単に負けてしまったことが記憶に新しいです。それでも、ナダルが不得手とするハードコートでの勝負とは言え、今回はランキング1位のナダルに雪辱したわけで、かなりナダルを研究してきたのでしょう、きっちり彼のバックハンド側を狙ってサーブも強烈なフォアのショットも決めるという作戦を実行し、それが功を奏する所などは、大変素晴らしいと思います。彼の課題としては、精神面の強化(切れやすいのと大舞台に弱い)と小技(特にネットプレイ)の向上というあたりでしょう。サービスとショットの強さでは、上位選手と既に互角かやや上回っているわけですから、今後が非常に楽しみな選手です。 フェデラーは、今年のスランプ状態(解説も言っていましたが、あくまでも今までが完璧だった彼にとってのスランプで、普通の選手だったら超立派な成績です)を克服し、立派な優勝で素直にさすがと言いたいです。準決勝でジョコビッチを負かしたわけですが、ジョコビッチがその前のロディック戦の後の勝利者インタビューでニューヨーカーを敵に回すような発言(「俺はケガがあったってロディックぐらいは間単に下せる」的な発言をした件。詳細は、こちらを参照)をしたために、自分でメンタルに悪い状態に陥り、やや自滅状態になってくれたのがフェデラーの自信を無くさせるのに貢献した選手が、今度は自信を回復させるのに一役かったのは、何とも皮肉でした。 何はともあれ、これでかなり実力が接近した4強(ナダル、フェデラー、ジョコビッチ、マリー)時代になったわけで男子シングルスは非常におもしろくなりました。 それと今大会で注目された若手選手として、対戦当時ランキング4位のフェレールを破った錦織圭選手やナダルを苦しめたカリフォルニア出身のクエリーも頑張って、これらの上位選手の争いに絡んでくると更に面白くなるので、期待したいと思います。
Posted in エッセイ, スポーツ
Tagged andy-murray, kei-nishikori, Novak-Djokovic, Rafael-Nadal, Roger-Federer, sam-querry, US-Open, USオープン, ジョコビッチ, スポーツ, テニス, ナダル, フェデラー, マリー, 錦織圭
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I’ve become a father
しばらく更新が途絶えてしまい、8月は結局ゼロエントリとなってしまいました。それでも、月間のアクセス数は歴代2位で(超少ないアクセス数ですが)、書いても書かなくても同じようなアクセス数で、スパムコメントだけが山ほど溜まるという悲しい状況に閉口しております。 実は、先月初旬に一児(女の子)の父親になりました。それからは、お子さんをお持ちの方ならご想像に難くないと思いますが、赤ん坊の世話で手一杯となり、ニュースのチェックもままならないような状態で、一銭にもならないブログにエントリを書くどころではありませんでした(笑)。8月下旬からLabor Day Weekendの昨日まで、ちゃんと休みを取ったのですが、アメリカには親族もいないし、初めてのことだらけで、人に聞くやらネットで検索やらで今までにない忙しさでやはりブログどころではありません。やっと知り合いと話がついて手伝いに来てもらうことになって少し落ち着き、今日になって職場に出社したのですが、会社の方がある意味楽チンに感じたのは初めての経験です。 ということで、ブログのエントリは赤ん坊ネタがちらほら増えると思います。実際、赤ん坊の習性等に関しては、まったく未知の分野で、日々新たな発見に感心することやら、あきれることやらで、大変ながらも楽しんでいます。 また、存在証明的なエントリになってしまいましたが、そういうことで眠い目をこすりながら生きております。
Knight Rider 2008
しばらく更新できない状態が続いておりますが、元気に暮らしております。 とりあえず存在証明的に短いエントリですが、Knight RiderのリメイクがNBCで今秋9月より始まります。 http://www.nbc.com/Knight_Rider/ 今年の2月にパイロットエピソードが放映されたのですが、それっきりでどうしたのだろうと思っていたら、Bionic Womanを打ち切ってKnight Riderの製作の方を優先したらしいです。Bionic Womanも楽しみにしていたのですが、あまりに暗い設定&懲りすぎのストーリー展開で、これじゃぁ一般うけは難しいだろうなという感じそのままで、単純明快なハイテクカーにお金が流れることになったのでしょう。 パイロットエピソードはオンラインで視聴可能で、ダウンロードも可能なようです。日本から可能かどうかは不明ですが、どなたか試して教えてください。 とりあえず、今日はこれだけです。
The tribute to the Beatles
昨日(日曜日)の午後、地元のコミュニティ誌を眺めていると、丁度夕方からサンタローザダウンタウンにあるJulliard Parkでビートルズのコピーバンドの無料コンサートがあるという広告が目に入り、今時ビートルズかいとも思いましたが、北カリフォルニアでは一番のコピーバンドということで、ちょっと散歩も兼ねて行ってみることにしました。 The tribute to the Beatles 無料の催し物の少ない田舎なだけに、そう大したバンドでもないはずなのに結構な人が集まっていてちょっとびっくり。とりあえず駐車場がありません。ぐるぐる回ってやっと少し離れた人家の前に1台分だけ空いている道路脇に駐車し会場まで歩いて行くと、もう演奏は半ばで2曲程演奏を聴いたところで休憩時間になってしまいました。その間、会場に来ている食べ物の出店等を物色しましたが、数件の店が来ているだけで、特に食べたいものもなく持参した菓子パン等を食べてお茶を濁しました。 前半の衣装は下記のような白黒ベースでした。その方が余計似て感じるのでしょう。 休憩時間後、再度バンドの演奏が始まりましたが、楽器の演奏は素人が聞いている分にはしっかりして聞こえるので、それなりに上手なのだろうと思うのですが(ビートルズの曲は簡単そうで意外と難しいので)、コーラスがちょっと。ソロで歌っている分にはそれなりなのですが、ハーモニーがかなり素人くさく、ちょっとがっかりでした。まあ無料コンサートですからそんなものだろうと思いますが、それにしても素人が聞いて音が外れてしまうのは、あまりいただけません。 でも、 風貌等は割とよく真似られているし、ポールはちゃんと左利きでギターを弾いているし、英語もちゃんと英国式というように、ビジュアル的にはそれなりに楽しませてくれました。さすがにビートルズほど古いバンドだと、基本的には比較的年配の人が中心に楽しんでおり、一緒に連れてこられている若者達は、何がおもしろいのか今ひとつわからないという感じでした。 後半は、下の写真のような衣装でした。 ビートルズ世代の方は楽しめると思いますので、機会があればぜひどうぞ。
Posted in エンターテイメント, サンタローザ, 日記
Tagged beatles, julliard-park, Santa-Rosa, サンタローザ, 音楽
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Rafael Nadal finally won the Wimbledon 2008
あまりに長い試合だったので、試合直後のアップは断念し、一日遅れのアップです。今年もウィンブルドン男子決勝は歴史に残る名勝負でした。去年の決勝は涙が出る程素晴らしい試合と書きましたが、今年もそれに引けを取らない真剣勝負で本当にテニスファンだけでなく見ている人すべてを魅了するような見事な試合内容だったと思います。フェデラーのウィンブルドン6連覇達成の偉業が見れなかったのは残念でしたが、2セットダウンからのフェデラーの後半の追い上げは見事でした。 試合前の放送で、1981年にウィンブルドン5連覇のボルグが6連覇をかけてマッケンローと対戦した時の様子がフラッシュバックとして放映され、その時は、マッケンローがボルグの6連覇を阻止して初優勝した時の瞬間の映像が流れ、マッケンローが現在のナダルが置かれた状況と非常に似ていたその時の自分の気持ち等を述懐していたのが興味深かったです。ここまで実力が拮抗してくると精神的な作用がかなり大きく作用してくる点をマッケンローも指摘していました。偉大なチャンピオンを自分が大舞台で倒せるとは簡単には信じられないわけで、そこをどう精神的に乗り越えるのかがナダルにとっての鍵となるわけです。 これまで私が聞いた試合前の識者予想では、ボルグがナダル、ベッカーがフェデラー、マッケンローがフェデラーという感じでしたが、誰もが僅差の試合になるという点では一致しており、大変な接線が予想されました。私個人の予想では、フェデラーが幾分有利かなと思っていました。試合直前の両者のインタビューでも、両者共慎重なコメントで本人達自身もかなりの激戦を覚悟して試合に臨んでいるように見えました。 フェデラーは今年のシングルスでは43勝8敗と、やや頂点を過ぎつつあるかなという成績ですが、ナダルやジョコビッチといった若手の伸びが素晴らしいためという見方をすれば、まだ頂点の調子からそれ程下ったわけではないとも言えます。事実、今年も決勝進出まで1セットも落としていませんし、ウィンブルドンではタイブレークで22勝3敗と土壇場では圧倒的な強さです。対するナダルも、決勝進出までに2回戦で1セット落とすのみと、芝コートでの大変な進歩を予想させる戦績です。 フェデラーにとってナダルは天敵であることは何回も書いていますが、これまでの両者の対戦成績は、ナダル11勝6敗 グランドスラムは4勝2敗で、唯一リードを保っているのがウィンブルドンでの2勝0敗で、ウィンブルドンだけは天敵と言えども譲らないというフェデラーの意地がかかっています。グランドスラムタイトルの決勝で同じ選手が顔を合わせるのは、フェデラー対ナダルが6回目で最多(アガシ対サンプラスとレンドル対ウィランダーが5回、ボルグ対コナーズとボルグ対マッケンローが4回)で、この記録からもいかに両者の実力が拮抗しているかがわかります。 大変長くなりますが、一応、試合の流れを追ってみたいと思います。 今年の芝コートの試合では12試合で2回しかブレークされていないフェデラーですが、第1セットの第3ゲームでいきなりブレイクを許してしまいます。しかし、その後のナダルのサービスゲームでブレイクバックするチャンスを作るところがさすがフェデラーでしたが、ナダルはブレイクを許しません。結果的には、このパターンが終始続くことになります。 5-4でナダルリードで迎えた第10ゲームでは、2回のセットポイントをしのいだものの2度のブレークチャンスを活かせず結局は第1セットを落とします。 ウィンブルドンでフェデラーが第1セットを落としたのは2004年決勝の対ロディック戦の時以来だそうで、その時はフェデラーが勝ったわけですが、今年はやはりここで不安がよぎります。 第2セットですんなりと自分のサービスゲームをキープした後の第2ゲームで今度はフェデラーがいきなりナダルのサービスゲームをブレイクし、いよいよ試合が盛り上がります。4-3でフェデラーがリードを保ち、このセットはフェデラーかなという雰囲気で迎えた第7ゲームで今度はナダルがフェデラーのサービスをブレイクバックした辺りで、少し雲行きが怪しくなってきます。 第8ゲーム途中までで自己エラーがフェデラーは12、ナダルは6と、フェデラーのミスが目立ちましたが、その第8ゲームでフェデラーのブレークチャンスが訪れます。しかし、それをものに出来ず、その次のサービスゲームでミスを連続し、0-40のトリプルブレイクチャンスをナダルに与えてしまい、ブレイクされてしまい、そこで第2セットの流れが完全にナダルになってしまいました。ナダルのセットポイントを凌いだ後のブレイクチャンスもスーパーラリーの後、フェデラーのミスショットで逃します。2回目のセットポイントもバックハンドのミスショットで第2セットも落としました。 フェデラーの2セットダウンからの逆転は、今までで3回あり、最後は2005年のマイアミで対ナダルだったようです。 第3セットに突入し、フェデラーが第1ゲームのサービスをキープしたところまでの両者の統計が、下記の通りで、ここまでは第1サービスの率が悪いのと自責点で自分のブレイクチャンスをものにできずに、ナダルが着実にブレイクチャンスをものにするのを助けてしまったという感じです。 (左の数字がフェデラー、右がナダル) サービスエース 7 2 第1サーブ 63% 72% ブレイク 1/6 3/4 勝ち点 30 17 エラー 15 10 第3ゲームでナダルが右足を痛めて倒れる場面があり、真っ向勝負を見たいファンとしてはちょっと冷やっとしましたがトレイナーのマッサージですぐに回復します。 ナダルサーブの第5ゲームでブレイクチャンスを逃した時点での統計で、ウィンブルドン決勝で対ナダル選(全て決勝)でブレイクチャンスをものに出来たのが、2006年は10分の6、2007年は8分の3、2008年はここまでで9分の1と明らかに今年はブレイクチャンスを活かせていないことが示されています。これが勝負の分かれ目の最大の要因でしょう。 5-4になったところで雨で中断。中断後も両者の調子は変わることなく、両者サービスキープでタイブレークにもつれ込みます。 タイブレークの統計では、フェデラーは25勝8敗(決勝では7章1敗)、ナダルは9勝5敗(決勝は1勝4敗)とこちらは完全にフェデラー有利の数字が示すがごとく、どちらかというと圧倒的な強さで第3セットは制します。 第4ゲーム突入後も、両者サービスをキープし続け、5-4で迎えたフェデラーサービスの第10ゲームは、0-30と緊迫感が走りますが、そこは王者の風格でその後のポイントをすべて連取してキープし、5-5に。その後も両者譲らず再びタイブレークになり試合の盛り上がりは絶頂を迎えます。最初はナダルのサービスでしたが、解説マッケンローも今回のウィンブルドンのトップ10ショットに文句なしで入ると言った素晴らしいラリーで始まり、まずは1点フェデラーが先行します。しかし、その後のフェデラーのサービス2本をナダルが両方取り、1-2に。ナダルは次の自分のサービス2本を取って1-4とし、優位に立ち、ナダル優勝の色が濃くなり始めます。次の2本のフェデラーのサービスで1点取れば、後は自分のサービスで2点取れば優勝ですから、圧倒的に優位に立つわけです。そして、その通り2本目のサーブをナダルが取り、2-5とし、ナダルのサービスが始まり、いよいよナダル優勝かという感じに見えたところから、またドラマが始まります。なんとナダルがダブルフォルトで1本目のサービスポイントを落としてしまいます。この辺が最初に言った「偉大なチャンピオンを自分が倒せる」と信じきることがいかに難しいかを物語っています。その次のサービスもフェデラーが取り、4-5と巻き返します。自分のサービス2本をしっかり決めて6-5とフェデラー再逆転でフェデラーのセットポイントでナダルにサービス権が移ります。しかし、長いラリーの末、フェデラーのフォアハンドのミスショットで6-6となります。次のナダルのサービスも結局はフェデラーのミスで点を落とし、6-7となりナダルのチャンピオンシップポイントに。ここでフェデラー伝家の宝刀とも言うべき127MPHのサーブを繰り出し7-7に。第4ゲームのタイブレークの窮地で自分の最高速129MPHにほぼ近いサーブを打てる所が並みの選手とは精神力が違うところで本当に素晴らしいです。しかし、次のフェデラーのサーブでのラリーで今度はナダルの素晴らしいショットが決まり、2度目のナダルのチャンピオンシップポイントの危機に陥ります。しかも、ナダルのサーブの番だったので、誰もがこれでフェデラーもおしまいかと思うような場面で、再度底力を発揮します。強烈なフォアハンドの深いクロスストロークを打ってネットに出た直後のナダルの右側をバックハンドからストレートに繰り出したパッシングショットで、しかもそこ以外に打つしかないような非常に狭い所を正確に抜く最高のショットで窮地を凌ぎ再び8-8に戻します。どうしてこんな素晴らしいショットがこういう場面で出せるのかというような素晴らしいショットでした。その後のナダルのサーブも攻略し、今度はフェデラーのセットポイントにして、自分のサービス2本打つ場面でファーストサーブを外しながらも、セカンドサーブを強烈なスライスで決めナダルがアウトして第4セットもフェデラーがタイブレークで制します。 これで2年連続のフルセットマッチに突入となりました。去年も書きましたが、フルセットマッチは、ナダルの方が得意で、これまでのフルセットマッチの両者の戦績は以下のようになります。 フェデラー 11勝10敗 (今年は1勝無敗) ナダル … Continue reading
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