Umi Sushi in San Rafael

今日は、サンタローザを出るのが遅くなってしまったのでサンフランシスコのランチ渋滞につかまった場合、空腹のまま抜けることになるのを避けるため、ゴールデンゲートブリッジを渡る前にどこかで先にランチを手早く済ませてランチ渋滞が緩和したころにサンフランシスコを抜けようと考えていたところ、以前ベイスポの記事でサンラファエルに開店した海寿司という店がオーガニックの材料を出来るだけ使った手打ちうどんを食べさせてくれるというのがあったのを思い出し、この際それを試してみようという算段で、サンラファエルにて101を途中下車。少し迷うこと数分、ベイスポのレストラン一覧で住所を再確認して念のために電話して営業中であることを確認し、すぐに店自体も発見するも店の前のサインはCloseになっていて、ちょっと嫌な予感。中を覗くとお客さんがちらほらいるので単にサインをひっくり返し忘れていた模様。そのことを指摘するとウェイトレスさん、慌ててOpenに変更。店内の内装もあまりセンスが良くなく、これはあまりいい兆候ではないなと思いつつも気を取り直してテーブルに着席。メニューには、オーガニックチキンやら手打ちうどんはオーガニックの小麦粉使用等とあり、材料はいいものを使っているようで、空腹度と共に、期待値がだいぶ上昇します。
で、悩むこと数分、私はかきあげ手打ちうどんを家内は野菜煮物弁当というものを注文することにしました。待つこと10分程でしょうか、まずはうどんが到着しました。急いでいたから早く持ってきてくれたのはありがたいものの、客の入りからして(我々以外で他に待っていたのは2人組の客だけ)、やけに早すぎるのでやや不安に。来たモノをよく見ると、量はかなり少なく、しかもうどんは何か平たい。んーっ、これは失敗したかと思いながら少量食べてみて、「がっかり」でした。麺はぼそぼそで平たいうえにコシはまったくなく、本当に「がっかり」でした。灰色っぽい麺からして、小麦粉は、健康に気を遣って漂白していないものを使っているのでしょう、それはまあ良い点ですが、そのせいでコシを余計だしにくくなっていると思われます。うどんつゆはまあ悪くない味で、載っていたかき揚げも海老2本と野菜少々というちょっと変わってはいるもののカラッと揚がっていて良かっただけに、麺ですべて台無しになってしまうという感じでした。この他につけもの少々とブロッコリーの和え物というのが本当に少量付いていましたが、あまりに少なくてちょっとびっくりでした。日本でもここまで少なくないと思うような量です。

さて、がっかりしているうちに野菜煮物弁当が到着、こちらは、煮物と書いてあったのですが、内容は炊きごぼう?(単にゆでたごぼうという感じのもの)、切干大根、ひじきの煮物(に枝豆が入っているもの)という3品にごはん少々と味噌汁というもので、味噌汁を含めて、どれもダシが「まったく」効いておらず、和食の基本がまったくなっていない味付けで、かつ量も驚くほど少量という、こちらもさらに「がっかり」という結果でした。

更に、驚くことに緑茶を頼んだのですが、これも2つで$1.5追加されており、ノースベイの日本料理では、やや標準化してはいるものの、注文時に一言告げて欲しかったのが正直なところです。

うどんは$9.5、弁当は$10と味、量を考えるとかなり割高に感じました。材料自体はいいものを使っているように思えたので、材料費と場所代を考慮すれば適当な値段なのかも知れませんが、料理の腕が未熟すぎて、満足度はかなり低く、残念ながらよほどのことがない限り、再度挑戦することはないと思いますというのが正直な評価でした。ということで今日は、ハズレでした。

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