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Wednesday, February 17th, 2010
今朝、会社のネットワークに繋がらないので、会社のテックサポートに電話しても待ち行列に入れられるだけで誰も応答しないし、変だなと思いつつ出社してみると駐車場はガラガラ。あれっ?今日は休みだったっけと錯覚したくなるほど?マークが頭に浮かびまくり状態に。何事が起きたのかと、オフィスの入り口に何やら貼紙が。「停電のため閉鎖。家から働くように。」と書いてある。家から何もアクセスできなかったわけがこれでようやくわかりました。でも、予告もなしにこんな大規模の停電があるわけないので、何が起きたのかと、キャンパス内をうろうろしているとセキュリティの人にやっと会えて、事情を聞くと、飛行機事故があったらしく、そのせいでこの大規模停電らしい。
3 Tesla Motors employees killed in East Palo Alto plane crash
仕方がないので、とんぼ返りで帰宅して上記のニュース記事を読んで、飛行機が墜落する途中でメインの送電塔にもぶつかって、そのせいでパロアルト全体の電力供給に支障をきたしたということがわかりました。しかし、毎度のことながらひとつの送電塔が駄目になっただけで、町中がすべてダウンというのは、本当に解せません。飛行機の搭乗者はパイロットを含めて3人共お亡くなりになったそうですが、突っ込んだ先の民家とデイケアセンター(保育園)は、奇跡的にけが人は出なかったそうで、それだけは不幸中の幸いです。パイロットはスタンフォード卒でテスラーで働いていたようですが、こんな事故であっけなく亡くなってしまうのを見ると、少し考えさせられます。
とにかく「家から働け」と言われても、会社のコンピュータはすべてダウンしているので、何もできないので今日は事実上の休み状態ということになりました。
ベイエリア east palo alto palo alto plane crash tesla motors 日記
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Friday, January 1st, 2010
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年の年賀エントリを見ると、「今年は、「自分」 自身のこと、「自分らしさ」を更に理解した上で、自己を確立していくための方向性を出して行けるように頑張りたいと思います。」なんてことを書いていたのですが、なかなかしっかりとは実行できなかったなというのが正 直なところです。職場の事情みたいなことに流されそうになる以外に、娘の世話に追われることも多く、今までにも増して「自分」を見失う言い訳は増える一方なのが現実です。ということで今年も再度同じ目標でやり直したいと思います。
アメリカの景気も経済指標的には回復の兆しを見せ始めたようですが、生活者的にはなかなか回復を実感できるまでには至っていないと思います。クリスマスの後に出かけたサンタローザのモールやデパートには結構な人だかりで、一見すると去年よりは良くなりかけているのかなと思わせるのですが、注意して見るとバブルの時のように両手にいくつもの買い物袋をぶらさげているような人は見当たりませんでしたので、本格的な回復はまだまだ先という感じです。そんな中で、平常心を保ち、次のチャンス到来に備えてじっくり準備するということにフォーカスしていけるように頑張りたいと思いますので、今年もご支援のほどよろしくお願いします。
2010年 元旦
P.S. 2008年12月に引き続き、2009年12月も何も書けずじまいでした。最低でも月に一度は書くことにしているのですが、ついつい忙しいと明日でいいやと伸ばしているうちにあっという間に1ヶ月が過ぎ去ってしまいます。その分、今年はちょっとしたことも日記的に何か書き残して行くことを目標にしたいと思います。
日記
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Tuesday, October 13th, 2009
存在証明エントリです。今日は記録的な大雨でした。10月中旬にしては大変な雨で何かお清めのような雨。特に大事故等はなかったようで良かったです。
サンフランシスコ ベイエリア San Francisco weather 天気 日記
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Tuesday, September 15th, 2009
時間がないのと話題が既に1日遅れなので短めにします。
フェデラーのUSオープン6連覇は残念ながら達成されませんでした。しかし、それを阻んだのが意外にも今まで負けたことがないデルポトロであったところに世代交代の波が来ていることをしみじみと感じさせる出来事でした。フェデラーのサービスの調子が中盤ぐらいまで非常に悪くて(ファーストサービスが入る率が40%台前半)、デルポトロにつけいる隙を与えてしまったという感じがします。フルセットマッチでは、あまり成績がよくないフェデラーにとって、こういう若くて勢いがある相手との勝負では、サービスをびしびし決めてできるだけ早く勝負を決めてしまわないと不利な展開になるので、そういう展開に持っていけなかったのが敗因でしょう。フェデラーもメジャー15勝の金字塔を打ち立てた後の気の緩みがあったのか、これでUSオープン6連覇まで達成したらちょっと出来過ぎとか思ってしまったのか、第1セット以外は、いつもの切れがなかったように感じました。デルポトロがナダルをストレートで下した試合は、嘘のようにナダルが手玉にとられていたので、まさかこの勢いでフェデラーまで負かすのではとは思いましたが、過去の対戦成績といい、実績から言ってもそれは無理だろうと思っていましたが、これが時の勢いというかそういうものなのでしょう。いずれにしても、フェデラーには、これで急激に衰退して行ってしまう選手になるのではなく、ずっと優勝に絡み続け後続の選手にいつも何らかの影響を与えるような息の長い選手でいてほしいと思います。
スポーツ テニス ナダル フェデラー Rafael Nadal Roger Federer Sports US Open USオープン 日記
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Sunday, August 30th, 2009
今日は、軽く日記だけ。
昨日は、サンタローザを含むベイエリア各地で100°Fを記録し大変な猛暑でした。公式記録は100°ですが、コンクリートばかりのエリアでは、110°は超えていたものと思われます。私もサンタローザの土曜日のFarmers Marketへ行ったのですが、長居はできずすぐに冷房の効いたWhole Foods Marketへ買い物がてら非難しました。帰宅してからも普段は滅多にかけない冷房をかけて過ごさざるをえない状況でした。今日は、うって変わって涼しげな日曜日で、昨日からの気温差は20°前後もあり、かなりの人が疲れを感じているものと思われます。
昨日は、Farmers Marketで購入したワイルドキングサーモンとワイルドのキハダマグロ(Yellofin Tuna)の中トロの刺身も頂き、ちょっと豪勢な気分に。どちらもNijiyaとかに比べれば格安でより満足度アップでした。他にも、珍しくワイルドのキングサーモンの筋子が置いてあり、しかも$13/lbという安さだったので、思わずゲットし、以前のエントリで書いたワインいくらに仕立て上げました。で、今日はそれをいくら丼にして頂き、さらに豪勢な気分になりました。こういうのがカリフォルニアで食べられるとは、カリフォルニアに来た当初は想像もしておりませんでしたので、やや感無量というか、日本に出かける理由がまた薄くなってしまうのでした(まぁ、日本は日本でおいしいものが沢山あるのはわかっていますが、こちらのものだけでも食べきれないほど違った食材も豊富なので)。
ベイエリア farmers market Ikura salmon Santa Rosa sea food tuna weather whole foods market 天気 庶民派グルメ 日記
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Thursday, July 2nd, 2009
先週末は、諸般の都合によりサンタローザには帰らなかったのですが、91度(摂氏33度)の猛暑で(これはweather.comの記録参照によるもので、部屋の中の体感温度はもう少し高かったと思います)、クーラーなしの部屋ではとても赤ん坊が昼寝する状況ではなかったので、避暑を兼ねてハーフムーンベイ(以下、HMBと略)へ行きました。5月の母の日(うちの奥さんにとっては母として迎えた初めての母の日)に、何か少し変わった所にでも行こうという気分で初めて行ったのがHMBでした。サンノゼに住んでいたときは、海といえばそちらへ行くよりサンタクルーズが一番近くて行きやすかったし、わざわざ遠出するときは、モントレー/カーメルがメジャーなのでそちらへ行ってしまうしで、なかなかHMBは行き先としてあまり機会がなかったのだと思います。サンタローザにいる時は、海に行きたくなったらボデガベイに行ってしまいますし。で、改めて調べてみるとRedwood Cityからは20マイル以下、車で30分かからないという近さだったことに気づき、これは行かない方が損とばかりに、急に行ってみて結構気に入ったのでした。それで、今回は2回目のHMB訪問ということで、前回よりは道やスポットの配置等も頭に入っていたので、更に気軽に出かけることができました。前回同様、午後に出発したのですが、避暑で海岸に行こうなどということは、みんな考えるわけで、ハイウェイ92に入った途端、渋滞でした。それでもまあ途中の景色やらがゆっくりと見れたし、トータルでも45分~50分ぐらいでHMBのダウンタウンに到着したので、それほど疲れは感じませんでした。
まずは海岸へ直行です。前回は、一番わかりやすい州管轄の海岸へ行って見ると、入り口の料金支払い所で渋滞していて、ちょっと海を見るためだけにお金を払うのもさることながら(たった$4ぐらいですけど)、あまりの車の多さに嫌気がさし(海岸も人が多いということ)、料金所の手前でUターンして、先にダウンタウンを歩くことに計画を変更したのですが、その時、ダウンタウンの案内所で駐車料金をとられない海岸アクセスを確認しておいたのでした。で、今回は、そちらの海岸(Poplar Beach)の方へ直行しました。駐車場は一杯で、誰かが出るのを待つこと5分程度、比較的良い位置に駐車できました。海岸沿いに舗装された散歩道があったので(平行して舗装されていない土の道や馬用の道もあります)、そこを娘を乳母車に乗せて歩くことにしました。かなりの距離があり、いい運動になりました。避暑が目的でしたが、思ったほど涼しくなく、ちょっと当初の目的とは違ってしまいましたが、まあ気持ちのいい散歩でした。海岸はこんな感じです。あぁ、それからHMBはガラガラヘビで有名だったと思うのですが(確か、食べる)、散歩の途中でもヘビ(ガラガラヘビではないと思いますが)を見かけました。ヘビには注意した方が良さそうです。
ホースバックライディングを楽しんでいる人もいます。右下は、海岸沿いに建っている住宅の方へ向かって撮影したものです。
散歩でお腹も空いたので、何かシーフードを食べに行こうということで、Flying Fish Grill というレストランを試したのですが、実はちょっと期待外れでした。頼んだものがちょっと悪かった(Fish TacoとHalibat Wrap)せいもあるかもしれませんので、こちらは次回再挑戦してみてある程度納得できたら書こうと思います。代わりにここからは、前回行ったときのことをアップしようとして書きかけていた分から抜粋して、ダウンタウンから4マイル程北上してPrinceton Harborという所にある店のことを書いておきます。
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Capistaroというメインの通り沿いに並ぶよさげなレストランやカフェ等は、どこも人で一杯で、まともな店は行列待ちを覚悟せねばと思いながら目星を付けていたPrinceton Seafoodへ向かいました。時間がピークを過ぎていたこともあると思いますが、長蛇の列というほどの列ではなかったので一安心。そこには、テイクアウト専用の窓口があったのですが、そこに書いてあるメニューがあまりに少ないため念のためにレストラン内のメニューを家内に頼むと、テイクアウト用のメニューがあってそちらには色々とのっていたので、店の中に行って注文しようということに。店内に入って受付とおぼしきカウンターに行ってこれをテイクアウトしたいんだけどというと、外の専用窓口が注文の場所だと言うので、自分は今まで外に並んでいたんだけど、そんなことどこにも書いてなかったし、このメニューだってそこには置いてないんだからわかるわけないだろうと言いかえすと、ここで受け付けてくれるということになり、あぁ良かったなと。もし、どうしてもあっちで頼んでくれということだとまた並びなおしということで、ぶちきれて帰るところでしたので。さすが流行っている店の対応は違うなと感心ました。これで、次回も行こうかなという気になりますから。Fried ItemのComboというので、Red Snapper, Jumbo PrawnとCalamariの3種を選択して注文。これにフライドポテトとコールスローがついて、税込みで約$19でした。味は、かなりおいしかったです。サンタクルーズの何とか兄弟の店より、こっちの方がおいしいのではないかと思います。衣も薄めで丁度いい具合だし、特にJumbo Prawnが最高においしかったです。Snapperもかなりおいしい方で、Calamariは普通でしょうか。でも、どれも新鮮な魚介を使っていると思います。
腹もある程度落ち着いたところで、ヨットハーバーを少し眺めてから砂浜のある海岸を探してダウンタウンの方向へ戻りながら再度運転です。途中、Miramar Beachというのがあってそこに寄りました。下はその写真です。Miramar Beach Restaurantの所の駐車場はValet Parkingになっていて、レストランの客専用なのですが、少し先に行って、Coronadoという通りで曲がったところがレストランの裏手になるのですが、そこの1番から17番という番号が付いているところが日の出から日の入りまではビーチの客が止めていいスペースになっていました。そこも一杯だったのですが、1台空いてすぐに止めれたのは幸運でした。
砂浜へのアクセスは急な階段で、娘がやっと寝た所だったのと、かなり寒かったので、今回はパスしました。でも、潮風を浴びて、波の音を聞きながら、そこの通りにあったコーヒーショップで少しくつろいだらすっかりリフレッシュできました。
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という感じです。HMBには有名な超高級ホテルのリッツカールトンがあるので(土日は駐車場だけで$25とられます)、そのうちそちらを試せればと思っていますが、高いのでいつになるかはわかりません(^^;。では、今日はこの辺で。
トラベル ハーフムーンベイ Beach Half Moon Bay HMB sea food weather 天気 娯楽 庶民派グルメ 旅行 日記 海岸
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Monday, June 29th, 2009
またしばらく間が空いてしまいました。今週末は、サンタローザに帰らずにレッドウッドシティのアパートにいることにしてゆっくりと過ごすつもりが、猛暑でとても部屋にはおれず(今借りているアパートはクーラーがついていない)、土曜日は海岸に避暑、日曜日はサンマテオのモールに避暑というはめになりました。その件は時間があれば明日あたりに別途書ければと思います。今日は土日よりは少し過ごしやすい気温で、こうして少しタイプできる気分です。
で、今日の私にとっての大ニュースは、昨日、初めて娘が私を指差して「ダディー」とはっきりと口にしたということです。もうすぐ満11ヶ月になるのですが、口が遅くて単語らしき単語はまだ話せないのですが(伝え聞くところによるとバイリンガルの子は口が遅くなる傾向があるらしいのであまり心配はしていませんが)、最近は指をさして色々なものに向かって何か発語するようになっていたので、そろそろかなぁと期待はしていたのですが、やはり実際にそういうふうに話し出すと、ただでさえかわいいのが、もう本当にとろけてしまうような気分で、まだたった11ヶ月程度ですけど、ああ苦労して世話している甲斐があったなぁとしみじみ感じたひと時でした。
まだ、定常的には「パパ」とも「ダディー」とも呼んでくれないのですが、今日も何回かははっきりと「ダディー」と言っていたので、もう少ししたら、定常的に呼ばれるようになるのでしょう。でも、このペースで、何かある度に呼びつけられると思うと逆にぞっとする部分もあるかなぁともう心配したりもしています。
ということで、他愛もないことですが、私にとっては記念すべき出来事ですので、これで今日は1エントリです。
ベイエリア baby 育児 天気 日記
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Tuesday, September 2nd, 2008
しばらく更新が途絶えてしまい、8月は結局ゼロエントリとなってしまいました。それでも、月間のアクセス数は歴代2位で(超少ないアクセス数ですが)、書いても書かなくても同じようなアクセス数で、スパムコメントだけが山ほど溜まるという悲しい状況に閉口しております。
実は、先月初旬に一児(女の子)の父親になりました。それからは、お子さんをお持ちの方ならご想像に難くないと思いますが、赤ん坊の世話で手一杯となり、ニュースのチェックもままならないような状態で、一銭にもならないブログにエントリを書くどころではありませんでした(笑)。8月下旬からLabor Day Weekendの昨日まで、ちゃんと休みを取ったのですが、アメリカには親族もいないし、初めてのことだらけで、人に聞くやらネットで検索やらで今までにない忙しさでやはりブログどころではありません。やっと知り合いと話がついて手伝いに来てもらうことになって少し落ち着き、今日になって職場に出社したのですが、会社の方がある意味楽チンに感じたのは初めての経験です。
ということで、ブログのエントリは赤ん坊ネタがちらほら増えると思います。実際、赤ん坊の習性等に関しては、まったく未知の分野で、日々新たな発見に感心することやら、あきれることやらで、大変ながらも楽しんでいます。
また、存在証明的なエントリになってしまいましたが、そういうことで眠い目をこすりながら生きております。
baby labor day weekend 日記
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Monday, July 7th, 2008
あまりに長い試合だったので、試合直後のアップは断念し、一日遅れのアップです。今年もウィンブルドン男子決勝は歴史に残る名勝負でした。去年の決勝は涙が出る程素晴らしい試合と書きましたが、今年もそれに引けを取らない真剣勝負で本当にテニスファンだけでなく見ている人すべてを魅了するような見事な試合内容だったと思います。フェデラーのウィンブルドン6連覇達成の偉業が見れなかったのは残念でしたが、2セットダウンからのフェデラーの後半の追い上げは見事でした。
試合前の放送で、1981年にウィンブルドン5連覇のボルグが6連覇をかけてマッケンローと対戦した時の様子がフラッシュバックとして放映され、その時は、マッケンローがボルグの6連覇を阻止して初優勝した時の瞬間の映像が流れ、マッケンローが現在のナダルが置かれた状況と非常に似ていたその時の自分の気持ち等を述懐していたのが興味深かったです。ここまで実力が拮抗してくると精神的な作用がかなり大きく作用してくる点をマッケンローも指摘していました。偉大なチャンピオンを自分が大舞台で倒せるとは簡単には信じられないわけで、そこをどう精神的に乗り越えるのかがナダルにとっての鍵となるわけです。
これまで私が聞いた試合前の識者予想では、ボルグがナダル、ベッカーがフェデラー、マッケンローがフェデラーという感じでしたが、誰もが僅差の試合になるという点では一致しており、大変な接線が予想されました。私個人の予想では、フェデラーが幾分有利かなと思っていました。試合直前の両者のインタビューでも、両者共慎重なコメントで本人達自身もかなりの激戦を覚悟して試合に臨んでいるように見えました。
フェデラーは今年のシングルスでは43勝8敗と、やや頂点を過ぎつつあるかなという成績ですが、ナダルやジョコビッチといった若手の伸びが素晴らしいためという見方をすれば、まだ頂点の調子からそれ程下ったわけではないとも言えます。事実、今年も決勝進出まで1セットも落としていませんし、ウィンブルドンではタイブレークで22勝3敗と土壇場では圧倒的な強さです。対するナダルも、決勝進出までに2回戦で1セット落とすのみと、芝コートでの大変な進歩を予想させる戦績です。
フェデラーにとってナダルは天敵であることは何回も書いていますが、これまでの両者の対戦成績は、ナダル11勝6敗 グランドスラムは4勝2敗で、唯一リードを保っているのがウィンブルドンでの2勝0敗で、ウィンブルドンだけは天敵と言えども譲らないというフェデラーの意地がかかっています。グランドスラムタイトルの決勝で同じ選手が顔を合わせるのは、フェデラー対ナダルが6回目で最多(アガシ対サンプラスとレンドル対ウィランダーが5回、ボルグ対コナーズとボルグ対マッケンローが4回)で、この記録からもいかに両者の実力が拮抗しているかがわかります。
大変長くなりますが、一応、試合の流れを追ってみたいと思います。
今年の芝コートの試合では12試合で2回しかブレークされていないフェデラーですが、第1セットの第3ゲームでいきなりブレイクを許してしまいます。しかし、その後のナダルのサービスゲームでブレイクバックするチャンスを作るところがさすがフェデラーでしたが、ナダルはブレイクを許しません。結果的には、このパターンが終始続くことになります。
5-4でナダルリードで迎えた第10ゲームでは、2回のセットポイントをしのいだものの2度のブレークチャンスを活かせず結局は第1セットを落とします。
ウィンブルドンでフェデラーが第1セットを落としたのは2004年決勝の対ロディック戦の時以来だそうで、その時はフェデラーが勝ったわけですが、今年はやはりここで不安がよぎります。
第2セットですんなりと自分のサービスゲームをキープした後の第2ゲームで今度はフェデラーがいきなりナダルのサービスゲームをブレイクし、いよいよ試合が盛り上がります。4-3でフェデラーがリードを保ち、このセットはフェデラーかなという雰囲気で迎えた第7ゲームで今度はナダルがフェデラーのサービスをブレイクバックした辺りで、少し雲行きが怪しくなってきます。
第8ゲーム途中までで自己エラーがフェデラーは12、ナダルは6と、フェデラーのミスが目立ちましたが、その第8ゲームでフェデラーのブレークチャンスが訪れます。しかし、それをものに出来ず、その次のサービスゲームでミスを連続し、0-40のトリプルブレイクチャンスをナダルに与えてしまい、ブレイクされてしまい、そこで第2セットの流れが完全にナダルになってしまいました。ナダルのセットポイントを凌いだ後のブレイクチャンスもスーパーラリーの後、フェデラーのミスショットで逃します。2回目のセットポイントもバックハンドのミスショットで第2セットも落としました。
フェデラーの2セットダウンからの逆転は、今までで3回あり、最後は2005年のマイアミで対ナダルだったようです。
第3セットに突入し、フェデラーが第1ゲームのサービスをキープしたところまでの両者の統計が、下記の通りで、ここまでは第1サービスの率が悪いのと自責点で自分のブレイクチャンスをものにできずに、ナダルが着実にブレイクチャンスをものにするのを助けてしまったという感じです。
(左の数字がフェデラー、右がナダル)
サービスエース 7 2
第1サーブ 63% 72%
ブレイク 1/6 3/4
勝ち点 30 17
エラー 15 10
第3ゲームでナダルが右足を痛めて倒れる場面があり、真っ向勝負を見たいファンとしてはちょっと冷やっとしましたがトレイナーのマッサージですぐに回復します。
ナダルサーブの第5ゲームでブレイクチャンスを逃した時点での統計で、ウィンブルドン決勝で対ナダル選(全て決勝)でブレイクチャンスをものに出来たのが、2006年は10分の6、2007年は8分の3、2008年はここまでで9分の1と明らかに今年はブレイクチャンスを活かせていないことが示されています。これが勝負の分かれ目の最大の要因でしょう。
5-4になったところで雨で中断。中断後も両者の調子は変わることなく、両者サービスキープでタイブレークにもつれ込みます。
タイブレークの統計では、フェデラーは25勝8敗(決勝では7章1敗)、ナダルは9勝5敗(決勝は1勝4敗)とこちらは完全にフェデラー有利の数字が示すがごとく、どちらかというと圧倒的な強さで第3セットは制します。
第4ゲーム突入後も、両者サービスをキープし続け、5-4で迎えたフェデラーサービスの第10ゲームは、0-30と緊迫感が走りますが、そこは王者の風格でその後のポイントをすべて連取してキープし、5-5に。その後も両者譲らず再びタイブレークになり試合の盛り上がりは絶頂を迎えます。最初はナダルのサービスでしたが、解説マッケンローも今回のウィンブルドンのトップ10ショットに文句なしで入ると言った素晴らしいラリーで始まり、まずは1点フェデラーが先行します。しかし、その後のフェデラーのサービス2本をナダルが両方取り、1-2に。ナダルは次の自分のサービス2本を取って1-4とし、優位に立ち、ナダル優勝の色が濃くなり始めます。次の2本のフェデラーのサービスで1点取れば、後は自分のサービスで2点取れば優勝ですから、圧倒的に優位に立つわけです。そして、その通り2本目のサーブをナダルが取り、2-5とし、ナダルのサービスが始まり、いよいよナダル優勝かという感じに見えたところから、またドラマが始まります。なんとナダルがダブルフォルトで1本目のサービスポイントを落としてしまいます。この辺が最初に言った「偉大なチャンピオンを自分が倒せる」と信じきることがいかに難しいかを物語っています。その次のサービスもフェデラーが取り、4-5と巻き返します。自分のサービス2本をしっかり決めて6-5とフェデラー再逆転でフェデラーのセットポイントでナダルにサービス権が移ります。しかし、長いラリーの末、フェデラーのフォアハンドのミスショットで6-6となります。次のナダルのサービスも結局はフェデラーのミスで点を落とし、6-7となりナダルのチャンピオンシップポイントに。ここでフェデラー伝家の宝刀とも言うべき127MPHのサーブを繰り出し7-7に。第4ゲームのタイブレークの窮地で自分の最高速129MPHにほぼ近いサーブを打てる所が並みの選手とは精神力が違うところで本当に素晴らしいです。しかし、次のフェデラーのサーブでのラリーで今度はナダルの素晴らしいショットが決まり、2度目のナダルのチャンピオンシップポイントの危機に陥ります。しかも、ナダルのサーブの番だったので、誰もがこれでフェデラーもおしまいかと思うような場面で、再度底力を発揮します。強烈なフォアハンドの深いクロスストロークを打ってネットに出た直後のナダルの右側をバックハンドからストレートに繰り出したパッシングショットで、しかもそこ以外に打つしかないような非常に狭い所を正確に抜く最高のショットで窮地を凌ぎ再び8-8に戻します。どうしてこんな素晴らしいショットがこういう場面で出せるのかというような素晴らしいショットでした。その後のナダルのサーブも攻略し、今度はフェデラーのセットポイントにして、自分のサービス2本打つ場面でファーストサーブを外しながらも、セカンドサーブを強烈なスライスで決めナダルがアウトして第4セットもフェデラーがタイブレークで制します。
これで2年連続のフルセットマッチに突入となりました。去年も書きましたが、フルセットマッチは、ナダルの方が得意で、これまでのフルセットマッチの両者の戦績は以下のようになります。
フェデラー 11勝10敗 (今年は1勝無敗)
ナダル 9勝3敗 (今年はフルセットマッチはなし)
去年の数字とほぼ変わらず、この2人の場合、通常なフルセットにならずに勝負がついていることがよくわかります。
ウィンブルドン特有の「第5セットはタイブレークなし」というルールで、最後は体力勝負のサドンデスなので、当然若いナダルに有利でしたから、ナダルのサービスをあまりブレークできていなかった状態で第5セットに入った時点でほぼナダル優勝の確率が高くなったと言えます。ウィンブルドンの記録的にも2セット先取されてから逆転勝ちしたのは、一番近い所で1927年のHenri Cochetという人以来だそうで、特にウィンブルドンでは至難の業であることが伺えます。
そうは言ってもまだまだ若いフェデラーですから、第5セットも両者互角の素晴らしいハイレベルなラリーの応酬が続きます。2-2で迎えたフェデラーのサービスゲームでジュースになったところで雨天中断が入ります。この中断でフェデラーが体力を少しでも回復できれば勝ち目があるかも知れないと思いましたが、それはナダルにとっても休息なので、あまり関係なかったようです。
試合再開後も両者まったく譲らず、4-4で迎えた第5ゲームで15-15となった時点で、両者の取った点数は178対178と、数字的にもまったく互角のゲームであることを示しています。5-5になった時点でウィンブルドン史上決勝戦での試合時間の最長記録を更新しました(結果的には4時間48分という記録)。余談ですが、これまでは82年のコナーズ対マッケンローが4時間16分、80年のボルグ対マッケンローが3時間53分が決勝戦の記録でした。これを見るとマッケンローがどれだけ当時観衆を沸かせていたかが想像できます(私も当時中学生で興奮して一部見た記憶がおぼろげながら残っています)。ちなみに読売の記事によると決勝戦のゲーム数62も歴代最多だそうです。
第13ゲームのフェデラーのサービスゲーム、30-30でのファーストサーブは128MPHと自己最高の129MPHに次ぐスピードでエースを決め、まだ力の衰えを見せない所は王者の意地という感じが再び伝わり鳥肌が立つような思いでした。その後ジュースにされながらも2回目のアドバンテージを取ってキープし7-6に。次のゲームも素晴らしいラリーの応酬でしたが結局はナダルもキープし、7-7に。予想通り体力勝負になってきたところで、次のフェデラーのサービスゲームでナダルがジュースに持ち込み最初のブレークポイントはかわしたものの、2度目のブレークポイントでネットプレイに出ようとした浅いベースからのストレートのショットがアウトとなり、7-8となってほぼ勝負がつきました。
しかし、最後までフェデラーは素晴らしいショットを見せてくれ、3度目のチャンピオンシップポイントをしのいだナダルのサービスへのリターンショットは本当に凄かったです。マッケンローも言葉に詰まり、一言「不可能!」と発することができただけの素晴らしいショットで王者の意地をまたも見せてくれました。この後、ナダルが2点連取し、ナダルの優勝が確定し、倒れ込んで感動に浸る間も短く、すぐに両親とコーチ、それとスペインの王室から観戦に来ていた人に挨拶に行っていました。
第5セットがタイブレーク勝負ならフェデラーが勝てたかもとも思いますが、まあルールですから仕方ありません。
それにしてもナダルのフォアハンドは素晴らしく、オープン、クロス、ストレートにと自在に打ち分けている感じでした。この辺は、去年からの大きな技術的な進歩ではないかと思います。準決勝の前に練習相手を努めたマッケンローが、ナダルのストロークが非常に重いということを証言していました。スピンのかかり具合も相当なものらしくフォアもバックも両方共かなりの重さであると言っていました。フェデラーの相手はしたことがないので直接の比較はできないけれども、おそらくフェデラーのストロークはここまで重くないはずだということも言っていました。
この日のフェデラーはファーストサーブの率があまり良くなかったのは反省点だと思いますが、その他のミスについては、少し気になる点があります。
というのも、ナダルのフォアハンドが更にパワーアップしており、しかもナダルは左利きなので、そのショットをバックハンドで返さないといけないフェデラーにとっては、技術的にも心理的にも非常に難しいショットになったのではないかと思われます。ミスの半分ぐらいはそのパターンでした。
フレンチオープンのときは、クレーで弾むため打点が高くなることがミスの原因と分析されていましたが、今回のウィンブルドンを見て、もしかしたらそのせいではなく、ナダルのトップスピンが更に激しさを増しており、フェデラーでさえもバックハンドでそれを強烈に返そうとするとミスに直結するというのが正しい見方かも知れません。
技術的には、ここを攻略できないとナダルに勝つのが難しくなってくるかも知れません。
それよりも、試合後のマッケンローのインタビューで、何回もブレイクチャンスがありながらものにできなかった点をつかれた時は、ナダルが非常に良かったからと言いながら、自分でもなぜブレイクできなかったが掴みきれていない様子で、かなり複雑な感情がこみあげてくるのを抑えられない様子だったので、マッケンローもハグをしてインタビューを終わる程で、精神的なダメージが少し心配です。少し休養して敗因を分析してきっと精神的にもさらに強くなってナダルの連覇を阻止するようなプレーを来年も見せて欲しいと願うばかりです。
最後に、今年の有名人の観戦客はあまり多くはテレビには映されず、下記の人ぐらいしか確認できませんでした。
ビョルン・ボルグ
マニュエル・サンタナ(スペイン人として初めて66年にウィンブルドン優勝)
Gavin Rosedale & Gwen Stefani
まずは、次のUSオープンでのフェデラーの活躍を楽しみにしたいと思います。
ウィンブルドン スポーツ ナダル フェデラー 随筆 Rafael Nadal Roger Federer Sports Tennis US Open USオープン Wimbledon 日記
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Monday, May 5th, 2008
SRJC - オープンキャンパスというエントリで去年紹介した、サンタローザジュニアカレッジの「Day under the Oaks」というイベントに昨日行ってきました。
内容的には去年と大体同じでしたが、1年前は工事中だったパーキングガレージ等も綺麗に完成し、去年よりも人出が多かったように思います。
今年は、別なエントリで書いた蜜蜂のことが気になるのか、養蜂家の人が展示をしてくれていました。
説明の人は忙しくて質問できませんでしたが、どうも何とか冬を越せたような雰囲気でした。下は、転じの写真等です。
下は、実際に使用する巣箱等の道具と巣箱の中が観察できるようにガラス張りにした巣の展示です。巣の中には、女王蜂もどこかにいると言っていましたが、残念ながら見つけられませんでした。
蜂の展示の横の方では、各種の鳥(ダック、グース等)のひなをなでられるコーナーがあり、子供達で大賑わいでした。
去年も書いたと思いますが、ここはコミュニティカレッジとしては珍しく本格的な料理のコースがあって、 そこの学生達が調理したものを売っています(キャンパスの近くに実習用のカフェまであります)。この辺はサンタローザらしいところで、楽しませてくれます。今年は、下の写真にあるメキシカンのパイとイチゴショートケーキでした。パイの方は行った時にはほとんどの種類が売り切れで、ポークとレッドビーンズの2種類のみでしたが、どちらも$5でコールスローがサイドについて来ました。ケーキは$4です。値段はちょっと高めですが、かなりおいしかったです。
お腹がふくれたら、丁度ジュニアカレッジジャズコンボの演奏が始まったので、それを聴いていました。素人ですが、3組演奏したうち、最初のレッドコンボというグループは、結構上手で、それなりに楽しませてくれました。後の2組はちょっとアレでしたが、まあその辺はご愛嬌ということで。
下は、帰り際に撮った子供向けのミニ体験型動物園です。子羊と子牛がいて、かわいらしかったです。どうしてこういう動物がいるかというと、サンタローザ付近は畜産も盛んで、畜産や農業のコースも豊富にあり、それの宣伝を兼ねてこういう展示をしているのでした。
というわけで、久しぶりにサンタローザ付近にあるものの豊かさに触れ、リラックスさせてもらいました。キャンパスはコミュニティカレッジとはいえ、かなり広く歩き回るのにはちょっと疲れましたが、いい一日でした。来年もまた同じ頃に開催されると思いますので、興味のある方は、ぜひ覗いてみてください。
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